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ダイジェスト版!kintone devCamp 2016 Spring 開催報告です!【随時更新】

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こんにちは、ミケです。そろそろ半袖シーズンですね!
年末スペシャル編 kintone devCamp 2015に引き続いて、5月27日(金)にkintone devCamp 2016 Springを開催しました!今年はkintone hive Vol.3と連日開催でした。おかげさまで130名を超える参加者の方にお越しいただきました。
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今回のテーマは『Service to Connect』ということで、当日はkintoneの連携サービスも大集結!ここではハンズオンセッションやDroneデモやキントークも含めて15セッションと盛り沢山だったkintone devCamp 2016 Spring、その様子を写真とともにお届けしたいと思います。当日お越しいただいた方にも、残念ながら参加できなかったという方にもご覧いただければ嬉しいです。
各セッションの内容をダイジェスト版で書いていますが、なかなかの分量になったのでお時間あるときに^^資料については随時更新していく予定です。

因みに昨年末の報告レポートはこちらです!
kintone devCamp 2015 開催報告!(1/2)
kintone devCamp 2015 開催報告!(2/2)
kintone開発者のこだわりとは?

会場の様子をちらっと覗き見!

会場となったのはサイボウズの日本橋オフィスです。前日にはkintoneユーザー会、kintone hive Vol.3が開催されていました。前日の様子がこちら!

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こんな感じにkintone devCamp 2016 Spring仕様に会場も模様替え!kintoneパネルで賑わっていますね

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サイボウズのオフィスは動物の仲間も沢山います。受付でもペンギン君がお出迎え。

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今年はハンズオンを担当していただいた連携サービスやkintoneエバンジェリストの方々のブースも設置しました!

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kintoneエバンジェリストの方も北は北海道、南は沖縄から駆けつけてくださり嬉しい限りですね。

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ここからは、ハンズオンセッション、Droneデモ、キントーク & Ask The Speakerコーナーの内容をダイジェスト版でお届けします。kintone devCampでお馴染みのJavaScript APIやREST APIのハンズオンに始まり、kintone連携サービスのハンズオン、トークセッションとたっぷりな内容でした。

最初は初級編から見ていきたいと思います!

JavaScript APIでkintoneカスタマイズ

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初級者向けの手厚い説明に定評のあるはぎーが担当しました。JavaScriptカスタマイズの要点(イベントと操作)についての説明、developer networkの読み方のレクチャーの後、eventオブジェクトの中身確認やフィールドを編集不可にする方法をハンズオンで体験していただきました。

kintone REST API講座

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REST API講師としてお馴染みの菊地さん。REST APIって何それ?たべれるの?という方でも、1から学べる内容でお届けしました!コンソールで実行してすぐに確認できたので、サクサクとテンポよく進行しました^_^初心者の方にニーズが高い所なので、またいつか開催したいと思いますっ。

はじめようシリーズもくもく会

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初の試みとして、もくもく会を北Pたけち担当で開催しました!大人気シリーズである「はじめようkintone Javascriptシリーズ」をもくもくとこなす会です。合間合間に解説時間をとり、ハマりポイントや参考になるTipsの紹介もおこないました!質問もたくさん出て、中々盛り上がりました^_^

ウェブCMS「Movable Type」 と kintoneを連携してフォームデータをDB化しよう

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講師は、シックス・アパート株式会社長内さん。ウェブCSMとして知られるMovable Typeでアンケート登録フォームを作成し、ユーザーの登録内容をkintoneに流し込むというハンズオン。参加者の進度に合わせながらの進行だったおかげで、皆さん無事完走!他の使い方もあるのでは?と参加者からも色んな質問が出ていました。

▼公開資料はこちら

SendGrid & kintoneでメール配信ハンズオン

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講師は、構造計画研究所中井さんSendGridkintone プラグインを利用して、kintoneからメールを送信する方法を学びました。メール送信後は、SendGridのダッシュボードで配信先やリンクのクリック数などの集計結果を見ることができるので、営業やマーケティングにも活用できそうだと参加者の皆さんの期待も膨らんでいました!

▼公開資料はこちら

Monaca & kintoneでモバイルアプリ開発ハンズオン

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Monacaエバンジェリストの生形さんのハンズオンセッションです。今回の devCamp に来場する際に使用した参加証のQRコードをMonacaで作成したモバイルアプリから読み取ることで、kintoneで来場者管理ができる、というハンズオンでした。コードの解説も丁寧に行われ、「実際に使ってみたい」、「○○みたいな使い方はできるのかな?」という声が上がり、参加者の皆さんの創造性が刺激されたのではないかと思います。

Sansan & kintone連携 事始め~カスタマイズまで

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Sansan株式会社山田さん・清水さん・伊藤さんタッグによるハンズオン。developer networkに上がっているSansanプラグインの導入から、「Sansanに登録された名刺の一括登録」、「タグ付けされた名刺情報の取得」といったプラグインのカスタマイズを行う非常にボリューミーな内容でした。Sansan & kintone 連携の更なる可能性が垣間見えるハンズオンとなりました。

ここからは少しレベルアップして中級編です!

Wijimo(ヴィジモ)でkintoneのUIもExcel化

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グレープシティ株式会社山崎さんを講師にお迎えしたハンズオン!Wijmoを使ってkintoneの一覧画面をカスタマイズしました。複数項目をコピーしてペーストするなど、非常に快適な操作を体験しました。コピー&ペーストした後、リロードしてデータが更新されていることを確認しています。

▼公開資料はこちら

kintoneのUI革命!~Ignite UIを活用したダッシュボード開発ハンズオン~

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同じくkintoneのUIを便利に変えるハンズオンをしてくださったのが、インフラジスティックス・ジャパン株式会社山口さん。Ignite UIを使ってリッチなダッシュボードを作成しました。複数アプリのデータを1つの画面で確認できるので使い道は非常に多そうですね。kintoneの用途がさらに拡がりそうです。

▼公開資料はこちら(ハンズオン部分の資料はこのリンクからご覧ください)

kintoneプラグイン開発をマスター!

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言わずと知れた株式会社ジョイゾーのMr. kintone四宮さんによる充実したセッション。プラグインの実例や使用メリットの説明による「プラグイン便利そうだ!」というワクワク感や開発時だけではなく保守し易いコツも織り交ぜたハンズオンは目からウロコものでした!参加者からは「プラグイン開発が思いのほか簡単にできることを知った」という声が。

アプリ開発なんて怖くない!gusukuでお手軽kintoneアプリ管理+α♪

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講師は、アールスリーインスティテュートキリン(池上)さん。kintoneアプリケーション開発をサポートするプラットフォーム gusuku のハンズオンです。アプリのバージョン管理と共に変更履歴を保存しておけるのも非常に有り難いですね。また、ハイスピードSIの名に相応しい gusuku のリアルタイム仕様追加も垣間見ることができました。

▼公開資料はこちら

Amazon RedshiftとkintoneをAWS Lamdaでつなぐデータ解析

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アマゾン ウェブ サービス ジャパン株式会社小梁川さんによるハンズオン。中級者向けに、AWS Redshiftとkintoneの連携を行いました。参加された方の半数がAWS経験のある方だったこともあり、パワーのかかる内容を無事に乗り越えてkintoneとAWS Redshiftの連携の可能性を実感できるセッションになりました。

AWSにある大規模データをkintoneでグラフ化してみよう

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講師は、kintoneエバンジェリストのお一人!クローバ株式会社門屋さん。こちらも2時間かけてじっくり進めました。セッションの最後にS3にアップされた大規模データがLambdaで集計され、無事にkintoneでグラフが表示されたときにはあちこちから「おぉ!」「ほぅ」「へぇ~」など感嘆の声が上がっておりました。

そろそろ終わりが見えてきました。最後は特別編のDroneデモとキントークを中心に!

次世代IoTとkintoneのデモンストレーション

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左上にご注目‼

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kintoneとドローンを連携させて、うちのオフィスで飛ばしたい!そんなサイボウズ広報担当の(だいぶ無理な)願望をkintoneエバンジェリストである、株式会社ジョイゾー山下さんに叶えていただきました。
当日は、kintoneのレコードに登録したフライトスケジュールを基にドローンを飛行させたり、ドローンで撮影した写真データをkintone上でマッピング表示させるデモをお披露目いたしました。災害時の状況調査といった業務での利用を想定しています。
11月に予定しているサイボウズの自社カンファレンス「CYBOZU DAYS」では、更にパワーアップした「kintone×ドローン連携」をお見せできる予定です。ご期待くださいませ。

キントーク & 懇親会 & Ask The Speaker

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毎回恒例?になりつつあるキントーク!切り込み隊長のうしろんが司会を務めます。

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今年はdeveloper networkのコミュニティの質問者と回答者を4名を交えたトークセッションでした。質問者のコメントでは、質問する前に調べてから書き込むというスタンスで日々開発していました。また、会場からは土日も回答するワークスタイル、コミュニティを続けているモチベーションは?といった質問もあり、コミュニティの関心度が高いトークセッションだったかと思います。

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サイボウズの青野の乾杯で懇親会 & Ask The Speakerコーナーもスタート!

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ブースには9つのサービス協力者と参加者が、お酒を片手にフランクに会話が弾んでいるのも印象的でした。kintoneだけでは実現できない利用シーンの発見にもつながったようです。

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最後は、kintone プロダクトマネージャーの伊佐が締めの乾杯をしてイベントも終了です!

ここまで15セッション分盛り沢山だったかと思いますが、最後までお付き合いいただきありがとうございました!ぜひ興味を持っていただいた方は、この先の予告編情報もご覧ください^^

予告編 kintone devCamp!

2015年からスタートした「kintoneに触れ合い、共に学んでいくデベロッパー向け勉強会」kintone devCampは通算9回開催していて、今年も盛り上げていきますのでご期待ください^^次回開催はなんと・・・東京と大阪オフィスの同時中継を予定しています!イベント情報は、developer network のトップページや kintone devCamp 申し込みサイト(connpass) でお知らせします。kintone devCamp 申し込みサイト(connpass) については、登録ボタンをぽちっとおしてぜひメンバーにお入りください。

●2016/8/3(水)@東京&大阪オフィス同時中継!

毎回どんなコンテンツで実施しているのかを知りたい方へ
今までに開催した『kintone devCamp』レポートもぜひご覧ください。

kintone devCamp Vol.1
kintone devCamp Vol.2
kintone devCamp Vol.3
kintone devCamp Vol.5
kintone devCamp Vol.7
kintone devCamp 2015 開催報告!(1/2)
kintone devCamp 2015 開催報告!(2/2)
kintone開発者のこだわりとは?
kintone devCamp Vol.8
kintone devCamp Vol.9

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最後まで読んでくださりありがとうございました。今年の冬にも年末スペシャル編 kintone devCampを画策しているので乞うご期待!ではまたイベント等でお会いできるのを楽しみにしております~^^


【突撃☆となりのkintone】「コミュニケーションコストが約半分に減りました」ラフノート株式会社さま

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となりのkintoneユーザーさんに突撃する企画、突撃☆となりのkintone。
略して「となキン」も、早いもので第二回目を迎えました。

今回は、文書共有ツール「Ruffnote(ラフノート)」や時間共有ツール「TimeCrowd(タイムクラウド)」などのクラウドサービスを提供するラフノート株式会社 代表取締役 西小倉 宏信さんにお話をお伺いしました。ユーザーとしてだけでなく、kintoneを使った開発案件なども行っている同社。社員の方々も皆さんITリテラシーが高く、リモートワークなども積極的に取れ入れている先進的な企業です。

そんなラフノートさまでは、一体どのようにkintoneを使ってくださっているのでしょうか。

出会って即日利用開始しました!

西小倉さんがkintoneと出会ったのは、2015年の年末ごろ。"「Parse.com」をデータベースとして使っていたサービスのコードをkintoneに切り替えたら少しの修正でそのまま動いたこと"に感動したことが、導入のきっかけだったそうです。

―今回は「突撃☆となりのkintone」にご登場いただきありがとうございます。どういう経緯で「となキン」を知ったのですか?

「Twitterで知りました。Twitter上で『kintone』という文字列が入っているツイートを、全て自動的にkintoneに送る連携アプリを作っているんです 」

―ええっ、そんなところにまでkintone連携を...!

「ほかにも、Facebookのポストを自動で取得するkintoneアプリも作っています。自分がいいね!をした一覧とか、フィードやイベントの一覧とか」

―kintoneにそんな活用方法があったなんて、むしろ驚きです!

「kintone大好きなんで(笑)」

そんなkintone大好き西小倉さん。kintoneを知ったその日に即利用開始してくださったそうです。これぞまさに運命の出会い。実際にどんなお仕事でkintoneを活用し始めたのでしょうか。

ワンクリックで入力できる営業管理リスト

―御社のお仕事の中では、どんな部分でkintoneが使われているんですか?

「色々と使っているのですが、主な用途は日々の活動記録を記入する営業管理と費用管理です。営業管理のほうは、お客様がExcelで都度更新して共有サーバーにアップしたりしていたんですけど。『データが先祖返りしちゃうから編集しないで!』とか、そういうことが往々にして発生していたんです」

―Excelあるある、ですね~。

「kintoneなら同時編集できるので、その問題はすぐに解決しました。そのあと更にちょっと手を加えて、1クリックで記入、さらに古い情報は自動でアーカイブできるような仕組みにしました。一覧ページでは常に最新の活動状況だけが表示されるんですよ」

―日々入力しなければいけないものだからこそ、ちょっとした手間が少なくなるのは嬉しいですよね。

「あとは費用管理ですね。毎月発生するサーバー代やネット代、外注費といった費用を都度登録するアプリです。費用アプリの金額を自動計算して、別で作っている入出金アプリで残高状況を確認しています。現在の利用状況や未来予測なども見えるので、便利です」

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―それもやはりカスタマイズして使っているんですか?

「個人的にはガンガンカスタマイズしたいんですけど、それはkintoneの特性である手離れの良さを失う事になってしまうので、なるべくは基本機能で作るようにしています。もちろん、必要な部分はカスタマイズもしますけどね」

―なるほど。カスタマイズしてしまうと、裏側の仕組みが分かる人が限られてしまいますもんね

受託開発の面では、コミュニケーションコストを約半分に抑えることに成功

―kintoneを使ってみて、何か具体的に効果を実感できた部分はありますか?

「社内で使っているシステムも便利なんですけど、それ以上に受託開発の方ですごく効果を実感しています。具体的には、お客様からの依頼でシステムを構築する際の要件定義の時間です。以前は、お客様との認識のすり合わせに、とにかくコミュニケーションコストがかかっていました。また、一度出した見積りよりも追加工数が掛かってしまい、結果的に赤字になってしまうようなこともあったんです」

「kintoneを使った開発は、そういった要件定義や交渉時間も抑えることができます。作りたいシステムのモックアップツールとして、ぱぱっと形にできる。完成したシステムのイメージが見えれば、お客様との認識もすり合わせやすいですからね。コミュニケーションコストは半分くらいに抑えられたと思いますよ」

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―それは素晴らしい効果ですね!お客様にとってもきっと嬉しい効果だと思います

kintoneはイノベーションを起こしていると思います

―全体を通して、kintoneのどんなところが「いいな」と思いますか?

「まず、自由度の高さです。さまざまなAPIもあるので、開発者にとってもすごく自由度が高いシステムだなと思います。これでこの価格でいいの?という感じ。kintoneは確実にイノベーションを起こしていると思いますよ」

自社業務だけでなく受託開発のためのツールとしてもkintoneをたくさん活用してくださっている西小倉さん。本当にkintoneを気に入ってくださっているのがよく伝わるインタビューでした。開発者としても素晴らしい技術をお持ちですので、これからkintoneでどんな革命を起こしていただけるのか、とても楽しみです!

それではまた次回の「となキン」でお会いしましょう!

いつも使う週報アプリをシャレオツにしてみた話

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みなさんこんにちは。

最近、エンジニアたるものマウスとキーボードにこだわろうと思いだした北Pです。
RealforceとKensingtonにしてみました。(おすすめあれば教えてくださいっ。)

今回は、普段自分たちの業務で使っている週報アプリを改造してオシャレにした話を紹介したいと思います。
ちょっと技術的な話しもでてきますので、予めdeveloper networkのサンプルなどでカスタマイズするとこんなのができる!
という予備知識を入れておくと読みやすいかと思いますっ。

週報アプリ?

うしろん率いる私たちの部署では、週に一回それぞれのプロジェクトやタスクの進捗、kintoneの最新トピックをシェアする週例のミーティングがあります。
このMTGの進め方として、kintone の「週報アプリ」でそれぞれの共有事項や、タスクなどを記入します。

※情報保護のため画面を一部加工してお送りしています。

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キャプチャでは、テスト環境なのでユーザーがすべて同じになっていますが、実際のアプリではそれぞれが一週間に一回登録していきます。

キャプチャ4.PNG

司会のうしろん or 北Pの進行によってそれぞれの進捗を共有していきます。
議論したことなどはコメント欄に書いて残しておくなど、ミーティング後の振り返りも楽ちんです。

やりたかったこと

その前に、週報アプリがどんな感じかをキャプチャで紹介します。
さすがに実際の週報アプリをお見せするのは、なにかが流出しそうなので別環境でコピーアプリをつくってみました。

確かにこのまま使っても充分使えるのですが、使っていくうちにいくつかやりたいことが出てきました。

その1 : 週ごとの報告の区切りを分かりやすくしたい

週令MTGなので、「開催日」日付はその週のミーティング参加者分レコードが存在します。
なので区切りというかそういったもので、週のまとまりが分かるようにしたいなーと思っていました。

↓ココの区切りを分かり易くしたい。

区切りキャプチャ.png

その2 : タイトルやら開催日やらを自動で入れたい

北Pの部署では、毎週木曜日と決まっているので登録する時点で「開催日」を登録する日の次の木曜日で自動で入れてほしいなと。
また、「タイトル」は分かり易く 日付 + ログインユーザーの文字結合を自動でやりたいなーと。

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その3 : 先週からの進捗があったタスクのみハイライトしたい

ミーティングの時間は限られていますので、進捗のあったタスクのみをパッと共有して時間の効率化がしたいなーと思いました。
タイムイズマネー。

...でこれらの要望を、develoepr networkを運営している我が部署では自作できるので、JavaScriptで作ってみました。

やってみた

それぞれやりたかったことをどんな風に実現したのかを、順を追って紹介したいと思います。

その1 : 週ごとの報告の区切りを分かりやすくしたい
これは、「開催日」ごとに色をつけて分かり易くしよう!ということで、以下を参考に「開催日」ごとに色をつけてみました。

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参考:ログインユーザーが担当しているレコードに背景色をつける

その2 : タイトルやら開催日やらを自動で入力したい
→初期値をJavaScriptで変更するいつもの処理です。開催日が少し手間で、現在の曜日を計算して次の~曜日までの日数を現在の日付から加算するという処理を加えました。

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参考:レコード追加画面の表示時の初期値セット

その3 : 先週からの進捗があったタスクのみハイライトしたい
週報の記載ルールとして、先週からの更新分のみ行頭に「★」マークをつけていたので、この「★」マークがある行を黄色くしてみました。

キャプチャ2.PNG

公開しました!

週令のミーティングがある組織であればどんな組織でも使えると思いこれをプラグイン化して公開しました!
プラグイン化したメリットとしては...

・定例ミーティングの曜日設定を自由に選べる
・どのビューでも使える
・★マーク意外の文字でもハイライトできる

など、より汎用化することができました。

公開先は「developer network のMTG効率化プラグイン」です。

自分でもプラグインを作ってみたい!という方はこちらのドキュメントを見てみてください。
また、もしもこのプラグインを改造したから見てくれ!という方は...是非pull requestをっ!

技術者向けサイト

★メンバー登録特典★
  • ・コミュニティに投稿やコメントしたり、Tips に質問できます。
  • ・API のアップデート情報の通知を受け取ることができます。
  • ・5ユーザー、1年間無償の開発者ライセンスを申し込むことができます。
  • ・Tipsやサンプルの動きを確認できるデモサイトを利用することができます。
  • ・ HTTP Client Tool for kintoneを利用することができます。

【講演レポート】クラウド時代の業務改革で情シス部門の信頼を取り戻す機会を!三井化学・松田正太郎氏がkintoneについて語る‼

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こんにちは。九州は福岡よりセミナーのレポートです。
2016年6月1日(水)、2日(木)、福岡市の福岡国際会議場において日経BP社主催『ITpro EXPO 2016 in 九州』が開催されました!

曇り空から一転、晴天となった1日の午後。同イベントのKEYNOTE特別企画『事業に貢献するために情報システムが気をつけること~ハイスピード業務改革の勘どころ』というテーマで、kintone(キントーン)ユーザー様でもある三井化学・松田正太郎氏によるセミナーが行われました。

今回は、kintoneを用いた事例をベースに「クラウド時代の業務改革」について語られたそのときの模様をお伝えします。

テーブルやルックアップも完璧♪ kintoneを『便利に使おうガイドブック』が誕生!

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みなさん、こんにちは!
日曜ドラマ「ゆとりですがなにか」にはまるゆとり世代ど真ん中の山田です。
今日は、kintoneをもっと便利に使えるようになる『便利に使おうガイドブック』が誕生したことをお知らせいたします。

便利に使おうガイドブック とは?

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『便利に使おうガイドブック』とは、kintoneの基本機能をフル活用し、自力でもっと便利にkintoneを使いこなせるようになるためのガイドブックです。kintoneセミナー・講演を年100回以上担当するkintoneエバンジェリスト渋谷雄大監修のもと完成いたしました。

「顧客情報と結び付けて、過去の購入履歴など関連情報を一覧表示できるようにしたい」「商品情報を毎回入力するのは面倒」などkintoneを活用する上で発生するさまざまな悩みを解決できる機能を、活用例にそって分かりやすく解説しています。

『便利に使おうガイドブック』を便利に使う方法

『便利に使おうガイドブック』はkintone 製品サイトからチェックできます。ブラウザ上で確認することも、印刷して配布することもできます。導入したばかりでアプリ作成方法を学びたいときや、社内の導入教育などにぜひご利用ください。

第一弾は5つの機能をご紹介しています。
Vol1.テーブル
Vol2.計算
Vol3.ルックアップ
Vol4.関連レコード一覧
Vol5.アクション

今後も『便利に使おうガイドブック』はどんどん増えていく予定です。
どうぞお楽しみにお待ちください~♪

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\エバンジェリスト渋谷雄大も講師を勤めるセミナーに参加されたい方はコチラをチェック/

イベント駆動型!愛媛のエバンジェリスト紹介

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今回は「kintoneエバンジェリスト紹介シリーズ」第4弾(第3弾はこちら)として、愛媛を中心に各地のさまざまなイベントに参加されている沖 安隆さんを紹介します。

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楽しい事が好きなイベント駆動型

> kintone Café 愛媛を開催するだけでなく、さまざまなイベントに参加されていますね。
> このパワーはどこからくるのでしょうか。(kintone Café だけでも高知、大阪、福岡に参加)

楽しいことが好きなんです。
面白いアイデアを思いついたら、それを作りたいじゃないですか。
それを作ったら、みんなに見てもらいたいじゃないですか。
みんなに見てもらいたいから、イベントに行くじゃないですか。
自分のことを一言で表現すると「楽しいことが好きなイベント駆動型」ですね。

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(こちらはkintone Café 大阪 Vol.5でパイ投げの洗礼を受ける沖さん)

ただ、悲しいこともありまして、イベントの出張費用は自(以下略

> ・・・自(略)で参加するほど、イベント大好きってことですね!!!
> ちなみに参考までにお聞きしますが、kintone Café 札幌から声がかかったらどうしますか?

なるほど、kintone Café発祥の地からのお誘いですか。
答えはひとつですが、嫁さんの承認が難関・・・
当然、自(略)なので、旅費に回せるようなkintone案件お待ちしております(笑

エバンジェリストとしての活動

> kintone Café では愛媛支部を設立され、Vol.3まで開催されています。
実はその前にkintone Café 松山#1があって私も参加しました。
当時、主催していた会社に契約社員で在籍していたご縁ですね。そこでkintoneに目覚めたので出会いには感謝しています。
でも、その後開催されないので、いろいろと調整した結果、正式に支部として設立して巻き取ることができました。(松山#1開催時には事務局がありませんでした)

> プラグインもたくさんリリースされていますね。
そうですね。kintoneのカスタマイズはできるだけプラグインにしたいと思っています。マウス操作だけでアプリが作成できるのがkintoneの売りです。プラグインはその領域を広げて、kintoneカスタマイズのハードルを下げられますよね。
ですので、今後も積極的なリサーチと提案を狙っていきます。その1つがプラグインです。
プラグインを入れ過ぎたらどうなるのか、矛盾する動作のプラグインがあったらどうなるのか、未踏のエリアは多そうですが、どんどん踏みこんでいきます(汗

> ここでは沖さん作成のプラグインを2つ紹介します。
> ここに取り上げた以外にもさまざまなサービスを公開しているので是非HPを見てください。

・グループ表示切替プラグイン

ラジオボタンの変更で表示するグループを切り替えられます。表示する項目が多い場合や入力する項目が担当者によって変わる場合に便利そうですね。

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詳細はこちら(沖さんのHPに移動します)。

・Twilio連携プラグイン

Twilioと連携することで、kintoneに登録されたメッセージを電話やSMSで伝えられます。
プロセス管理で通知しても処理が進まない場合に、SMSで催促する!などの使い道がありそうです。(やりすぎ注意)

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連絡網などで使えるように一覧画面からの一斉配信なども考えられたそうですが、誤操作時の影響範囲が大きいので公開されていないとのことでした。このプラグインを使えばkintoneを使っていない人にも簡単に連絡できるのが嬉しいですね。
詳細はこちら(沖さんのHPに移動します)。

kintone の好きなところ、改善して欲しいところ

> kintone の好きなところを教えてください。
好きなところは「思いついたら、すぐ作れる」ところですね。あ~下手こいたぁ~と思ってもすぐ直せますから。データベースなのに、ALTER TABLEやり放題なんて!
kintoneは僕に作る楽しさを与えてくれます。 あとはパズルゲームの要素もあって楽しいです。

> パズルゲーム・・・?
kintoneは誰でも簡単にアプリを作れますが、微妙に制限がありますよね。ルックアップや関連レコードで、ラジオボタンは紐付けできない等。やりたいけれど、やれないことを標準機能でどうカバーするか。それを考えるのが楽しいです。
標準機能だけでやれれば僕の勝ちです。カスタマイズの規模を小さく抑えられても僕の勝ちです。(笑)

> これも聞いておきましょう。
> kintone の改善して欲しいところ・・・ありますよね?
アプリを見つけにくいところが改善されれば嬉しいですね。
今はポータルやスペースにリンク集を作ったり、リンク集用のアプリを作ったりで回避しています。
このように、なければ作っちゃえ!(しかも、簡単に作れちゃう)を実践できるのがkintoneの良いところですね。ただ、標準機能で階層化できたり、グループ化できたら最高だとも思います。

> ありがとうございます!要望としてあげますのでご期待ください。

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(こちらはkintone Café 高知でLTする沖さんとお酒が入るといつも同じ決めポーズになる沖さん)

今後の活動

> 最後に、今後の活動について教えてください。
これまでやってきたkintone Café 愛媛やプラグインの作成はこれからも続けていきます。それとは別に考えていることがありまして・・・kintone Café 愛媛(夜市)をやります。(愛媛では夏に土曜夜市という出店が集まるイベントがあります)
そこでkintone Café 愛媛で出店(Caféの2部)する予定です。Caféの1部ではお部屋でもくもくハンズオン。夜市用のアプリでも自分用のアプリでもオッケー。希望者は夜市でkintoneアプリをデモできます。絶対面白いですよ!

人生に無駄ヅモはありません。でも、無駄にしないためには降りないで攻め続ける必要があります。降りるなんてモッタイナイ!
これからもkintoneを使って攻め続けますので、全国の皆さんよろしくお願いします。

おわりに

今回は「楽しいことが好きなイベント駆動型」の沖さんを紹介しました。
アイキャッチの画像や夜市に参戦計画などからもわかるように、非常にノリが良く、話題も豊富で、楽しくインタビューすることができました。いろんなイベントに呼ばれるのも納得です。
という記事を書いている間に開催が決定したkintone Café 愛媛 Vol.4(7月9日)で本当に夜市に出展されます。沖さんやkintone、はたまた夜市に興味がある人も是非申し込みましょう。

沖さんのようにkintone プラグインを作ってみたい方へ

手始めに技術者向けサイト(cybozu.com developer network)でkintoneカスタマイズを学んでみてはいかがでしょうか?
参考になるサンプルやTipsが豊富ですよ。


技術者向けサイト

「cybozu.com developer network

★メンバー登録特典★

  • ・コミュニティに投稿やコメントしたり、Tips に質問できます。
  • ・API のアップデート情報の通知を受け取ることができます。
  • ・5ユーザー、1年間無償の開発者ライセンスを申し込むことができます。
  • ・Tipsやサンプルの動きを確認できるデモサイトを利用することができます。
  • ・ HTTP Client Tool for kintoneを利用することができます。

【となキン】美形男(ビケメン)管理から入金確認アプリまでkintoneで管理♪株式会社ダイワ様

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こんにちは、とんこつラーメンに紅しょうがをわんさか入れるのが大好き!あーみんです。

となりのkintoneユーザーさんに突撃する企画、突撃☆となりのkintone
今回は九州地方を中心に太陽光発電システム工事販売・ビケ足場事業を展開する株式会社ダイワ様にお邪魔してきました!インタビューに応じてくださったのは、株式会社ダイワ 総務部 人材開発課の高田さんです。

高田さんは、社内のIT系システム管理から採用、マーケティングまでめちゃくちゃ幅広い業務をこなされているスーパーマン。いったいどのようにkintoneを活用しているのでしょうか。

「美形男(ビケメン)」もkintoneで管理しています

―御社のWebサイトを見て、一番最初に目についたのが「美形男(ビケメン)」でした。あれはどういうきっかけで始めたコンテンツなんですか?

2016-06-20_185844.jpg

「弊社は太陽光発電システムのほか、"ビケ足場"と呼ばれる工事現場の足場を提供する事業を展開しています。「建物をつくる人たちを守る」をモットーに、お客様に満足される足場の提供を目指しています。とはいえ、具体的にどんなものを作っているのか、どんな仕事内容なのか、分かりづらい部分もあります。そこで、どんな仕事なのか、どんな人が働いているのか、ビジュアルでわかりやすく説明できるコンテンツを考案しました。そして生まれたのが、美形男(ビケメン)です。彼はマッチョ系ビケメン、通称「ビケマッチョ」です」

―ビケマッチョ...!インパクトがすごいですし、ついつい「ビケメンリスト」を眺めてしまいました。効果のほどはいかがですか?

「元々は採用の目的で作ったんですけれど、実際に働いている"ビケメン"たちがプロのカメラマンに写真を撮ってもらって、それをビケメンの家族や子どもが見たりするんです。そうすると『働いてるお父さん、かっこいいね』ってなったりするんですよ」

―それは素敵ですね~

「あ、ちなみに"ビケメン名簿管理"ももちろんkintoneでやっています(笑)。基本情報だけでなく、持っている資格証の写しなども一緒に管理できて便利です」

ビケメン名簿キャプチャ.jpg

―さすがです!!

最初はリース車両管理をkintoneに移行。その後ばんばんアプリが増えました

―kintoneで最初に作ったアプリは何でしたか?

「最初は、リース車両管理から始まりました。元々はGoogleスプレッドシートで管理していました。車両番号や5年に1回のリース満了時期、車検、オイル交換時期など、個別に管理しなければいけない情報が多かったんです。スプレッドシートで管理できないこともなかったのですが、一画面で見られる情報に限界がありましたし、点検の時期を自分で逐一確認しなければならなかったのが手間でした」

―そこで、何か良いツールがないか探していたんですね

「はい。アクセスやファイルメーカーなども検討したのですが、ITリテラシーに自信がなく、どれも使いこなせそうにありませんでした。でもkintoneだけは『これならできるかも』と思いました。実際にCSVファイルを読み込むだけで簡単にアプリができますし、更新もすごく簡単でした」

―具体的にkintoneはどんなところがいいなと感じましたか?

「やはり"レコード"という見え方が大きいですね。Googleスプレッドシートだと表形式なので情報がずらっと並んでいて、一画面で見られる情報が限られています。kintoneは、必要な情報を必要な時に、必要な分だけ確認できるのがいいなと思います。それに、点検の時期が近づいて来たら通知を飛ばすようにしたり、色々と便利にカスタマイズして使えるところも魅力的でした」

―他にはどんなアプリを作って運用していますか?

「かなり色々作りましたよ。採用活動では『学校マスタ』をkintoneで作って、訪問履歴やビケメンOBを学校別に見られるようにしました。"採用版SFA"という感じです。ほかにも、制服支給アプリなんていうのも作っています。必要な枚数やサイズをkintoneに登録すると、制服が届くというしくみです。色や半袖・長袖なんかも選べるようになっています」

現在は入金確認アプリに着手 大幅な業務改善を目指します

「今まさに進めているのは、kintoneでの入金確認アプリです。元々のフローは本社のメンバーがネットバンク用端末で入金確認をして、その一覧をプリントアウトします。出金など不要な情報を修正テープなどでマスキングして、スキャン。それをメールに添付して各営業所に一斉配信していました。そのメールを受け取った各営業所のメンバーは、まずその一覧をプリントアウト。そして自分たちの担当した入金部分を手書きで記入します。それをまたスキャンして、メールに添付して本社に返送します。本社のメンバーは、各営業所から送られてきたデータを1つずつ開いて、財務システムに手入力...という作業を1ヶ月のうちに何度も繰り返していました」

―聞いているだけで目が回りそうです...

「はい。でもこれをkintoneで運用すると、ネットバンクのシステムからCSVファイルをダウンロードして、不要な情報だけ削除し、整形したデータをkintoneに取り込みます。各営業所のメンバーはkintoneに登録されたデータを確認して、該当する入金に自分の営業所を入力する。これだけで済むようになります」

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kintone使用前

図説1.jpg
kintone使用後

―紙に印刷して、手書きして、スキャンして、メールして...という一連の作業が全て無くなるということですね!

「その通りです。ただ、お金にかかわる部分なのでまだ慎重に移行を進めている段階です。現状は、ひとまずメールのやり取りの部分だけ全てkintoneに移行しています。メールだと、パソコン・サーバーの不具合で使えなくなる恐れや、添付忘れ・宛先忘れといったリスクもあります。これが無くなっただけでもずいぶんスマートになったと思います」

入金管理キャプチャ.jpg

―完全移行したら、更なる業務改革が実現できそうですね

「ゆくゆくは、ネットバンクの情報をkintoneに自動で登録できるようにまでしたいと思っています」

1日の業務で掛かっていた時間が10分の1に
「kintoneは右腕のような存在」

―kintoneを色々と活用していただいていますが、実際の効果はどのように実感していますか?

「色々と便利になった部分は多いですが、特に入金管理の部分は本社のメンバーの作業負担が10分の1程度になったといっても過言ではないです」

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―最後に、kintoneは高田さんにとってどんな存在ですか?

「kintoneは今や私の右腕のような存在です。ついついハマって、あんなこともできるかも、こんなこともできるかも、と試してみたくなる魅力がありますね」

―ありがとうございました!

ダイワ様のkintoneは、既に実稼働しているアプリが200にもおよぶそうです。「あれもkintoneで管理したら便利かも?」というひらめきを持っていただけることが、kintoneを最大限に活用できる大きなポイントだと思うので、まさに理想的な使い方をしてくださっているなあと感じました。

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最後に高田さんから、なぜかバナナの形をしたペンケースをおみやげにいただきました。
出張のお供に連れて回ろうと思います!それではまた次回★

>>株式会社ダイワ WEBサイトはこちら
>>美形男(ビケメン)のサイトはこちら

宇宙規模で考える営業日報のあり方

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はじめに

ひゃっはー(☝ ՞ਊ ՞)☝ この間歯医者に診て頂いた奥歯が痛むWillです。

皆様、『カスタマイズビュー』という名前はご存知でしょうか。ちょくちょくkintone界隈では聞く言葉ですが、とても便利なビューです。 developer networkの『はじめようシリーズ』でもカスタマイズビューの使い方の記事 を紹介しています。

developer networkのTipsにも掲載している下記のかっちょいーUIを提供しているカスタマイズはカスタマイズビューで実現されています。


  今回はこのブログでカスタマイズビューの紹介をしたいと思います。

カスタマイズビューとは

まず『ビューってなんだ!?』という初歩的なところから行きましょう。ビューは、下記のようにデータの一覧が閲覧出来るページのことを指します。
※言語設定が英語だと「View」ですが、日本語での製品内の表記は「一覧」です。以降「一覧」と呼びます。

space1.png

kintoneを普段から業務で使用されている方は良く見るページですね。いわゆる、『表形式』の一覧です。エクセルっぽいデータの表示ですね。

一覧の追加は、アプリの設定画面の『一覧を追加』から設定することが出来ます。クリックすると、一覧の作成画面が表示され、色々とオプションが表示されます。 space2.png

この画面では、レコード一覧の表示方法を三種類の中から選択することができます。
左から『表形式』、『カレンダー形式』、『カスタマイズ』と表示されており、『カスタマイズ』を選択すると、下記のような画面になります。
space3.png

・・・この画面で何をするべきか全くわからない・・・_| ̄|○ ガクッ
というリアクションをする方は多いと思います。安心して下さい。私がいます(☝ ՞ਊ ՞)☝ とりあえず手を動かしてみましょう!一覧に名前だけ付けて、保存してみます! space4.png

・・・!? な、何も表示されない・・・!?ʅ(◔౪◔ ) ʃ ナッ、ナンダッテー

はい、そうなんです、カスタマイズビューは初期設定のままにするとこんな感じなんです。何も表示されません。世知辛いですね。
でも大丈夫です。とりあえずまた設定画面に戻りましょう。 設定画面から『設定済みの一覧』のドロップダウンから先ほどの一覧を選択すると、一覧の編集画面に遷移します。 space4b.png

さて、この一覧の内容を良く見てみると、『HTML』と記載されている箇所がありますね。 そうなんです。HTMLを記載しないと、カスタマイズビューは何も表示されないのです。
なので、まず手始めに簡単なHTMLを書いてみましょう。 space5.png 上手く書けたら保存をして、一覧を確認して見ましょう! space6.png

先ほど書いたHTMLがポツンと表示されましたでしょうか。カスタマイズビューに記載したHTMLがこのようにkintoneのビューに表示されるのがカスタマイズビューです。

もちろん、HTMLの内容を変更すれば一覧に反映されます。 space7.png space8.png

書いたものが表示されるだけなの?

上記のようにHTMLだけ記載するだけだと使いみちがほぼないですね。ほぼ無いですね!(⑅∫°ਊ°)∫

何故かと言うと、kintoneのアプリに溜めたデータの活用が出来ていないからです。アプリに溜めたデータを活用し、自分好みに表示出来るのがカスタマイズビューの醍醐味になります。

でも、どうやってアプリのデータを活用出来るのでしょうか?
実はカスタマイズビューを設定した後にJavaScriptのカスタマイズでデータを引っ張ってきて表示する必要があります。

kintoneカスタマイズを体験したことがある人は聞き覚えがあると思いますが、kintoneには『レコード一覧イベント』があります。レコードの一覧画面が表示された時に、レコード一覧のデータがオブジェクトに格納され、そのデータを活用することが出来ます。これはもちろんカスタマイズビューでも同じことです。このデータを上手く整形して、上手くHTMLと組み合わせてカスタマイズビューに表示させることが出来ます。

まとめますと、カスタマイズビューを使うとアプリの中のデータを自分の好きな用に表示させることが出来ます。
developer network ではカスタマイズビューのTipsをいくつか紹介しています。読んで頂けると、イメージが掴めると思います。


余裕がある方は、是非チャレンジしてみてください!

カスタマイズしてみたもの

今回は営業日報のアプリを作成し、それ用のカスタマイズビューを作成してみました。
まず、シンプルな営業日報アプリをいちから作りました。作成者、往訪先、日付、商談のステータス往訪内容が記載されています。 表形式で見ると下記のようになります。 space9.png

ずらーっと情報が載っていて、とてもまとまった感じがします。
kintoneでチームの情報を共有するのって良いですね!

ただ、情報が多ければ多いほど読むものが必然的に多くなってきます。往訪の状況を把握したいマネージャー層にとっては、全ての往訪内容の情報を読むのはかなり単調な作業になってしまわないでしょうか。

なので、少しでも楽しく閲覧出来るようにカスタマイズビューに挑戦してみました。

格好良さ、スケールの大きさと実用性を優先してみたら、下記の用なものが出来上がりました。

opening1.gif

opening1b.gif


(´-`).。oO(これが・・・宇宙規模の営業日報・・・!)

おわりに

いかがでしたでしょうか。これから冒険出来そうな気持ちになれたら幸いです。 ソースは私のGithubのレポジトリに載せました。
まだツメが甘い部分があるので、お試ししたい方は出来れば自分の開発者環境にあててみてください。
開発環境が無い方は是非申し込んで見ましょう

設定は上手くいったら、こんな感じになります。カスタムビューのビューIDはJavaScriptの方でも指定しているので、そこはコードを変更しておいてください。 space_code2.png space_code.png

コードの実装ですが、こちらのサイトを参考にさせて頂きました
【イベントレポ 】映画とJS vol.0 映画のワンシーンをJavascriptで作ってみよう!に参加しました。 #‎eigatojs

技術者向けサイト

cybozu.com developer network にユーザ登録をすると、下記のメンバー登録特典があります! ★メンバー登録特典★
- コミュニティに投稿やコメントしたり、Tips に質問できます。
- API のアップデート情報の通知を受け取ることができます。
- 5ユーザー、1年間無償の開発者ライセンスを申し込むことができます。
- [★New] Tipsやサンプルの動きを確認できるデモサイトを利用することができます。
- [★New] HTTP Client Tool for kintoneを利用することができます。


【突撃☆となりのkintone】「資料作成の時間 毎月100時間削減できました」コウノウォーター様

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こんにちは、山田です!
突撃☆となりのkintone」もあっという間に4回目になりました!

今回はウォーターサーバーの製造から出荷・販売を担うコウノウォーター株式会社の金城様、石川様、寺田様にお話を伺いました。富士山のふもとの山中湖に位置する本社で、ミネラルを豊富に含んだ富士山天然水を充填したウォーターサーバーの製造、販売をしています。創業10年目、新たに水素水サーバーや水素発生器の販売も開始されたそうです。

スクラッチ開発のシステムから「kintone」へ移行

ホームページ拝見しました!工場見学ツアーも実施されているんですね!

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「はい、工場内でチョウザメも飼っています(笑)。 天然水のお風呂を設置したゲストハウスもあります。」

―ええ!工場内にゲストハウス、珍しいでfすね!

「富士山の天然水を体感してもらうためにはどうしたらいいだろう、お客様に喜んでもらうためにはどうしたらいいだろうと考えた末、工場にゲストハウスをつくっちゃえ!ってことになったんですよ。雪が降る冬以外は満室です(笑)。肌がツルッツルになりますよ!」

―「宅配水業界(ウォーターサーバー事業)」の市場拡大をきっかけに、製造から販売まで一貫して取り組みはじめたとお聞きました。

「以前は富士山天然水を大型ボトルに充填し、卸販売もしくは同業他社のOEM生産の事業を軸としていました。市場拡大により、新規参入や、顧客獲得コストの上昇、配送員の高齢化などさまざまな課題がでてきたので、製造から販売まで一貫して取り組むことにしたのです。」

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製造から販売までを一貫して取り組むためにスクラッチ開発で「顧客管理システム」の開発・導入を進めた金城様。しかし、スムーズに運用できず、現場からは使いづらいと不満の声があがってきたといいます。

「前のシステムは完全にスクラッチ開発で、ネットワーク、セキュリティ、バックアップなどの調整にすごく時間やコストがかかっていました。また、システムがあるのにも関わらずエクセルを併用しての二重管理や転記作業があり、出荷管理で入力漏れなどのミスが発生することもありました。紙文化が抜けず、毎日紙を100枚印刷する作業もありました。」

―システムを導入したけれど、現場からの不満の声があがってしまったんですね・・・。そのシステムの代わりとなったのがkintoneということでしょうか?

「はい、1年ほど前に現場の寺田から『kintone試してみてもいいですか?』と。『きんとーん?』何のことやらさっぱりでした(笑)。」

1年で30個のエクセルが0個に。資料作成の時間を100時間/月の削減に成功

-kintoneを導入してはじめに行ったことはなんですか?

営業さんの『日報』をkintoneアプリにしました。導入1週間で外出先からスマホで日報が提出されるようになりました。」

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―導入前は、どのような運用だったのですか?

「営業さんがそれぞれエクセルで書いた日報をメールで送り、事務員が1つ1つのファイルをファイルサーバーにあげていました。1人1日1ファイルだったため、1か月分の集計や分析をする場合は、20~30個あるファイルをすべて開き、1つずつコピペするという作業が発生していました。」

―それは大変ですね。最新のファイルが分からなくなりそうですね。

「そうなんですよ!!」

―1年で30個のエクセルが0個になったということですが、ほかにはどのようなエクセルファイルがあったのですか?

「社長向けの月次報告のエクセルファイルがありました。毎月事務員が1日かけて数字を更新する5MBくらいの重いファイルでした。いまはkintoneのスレッドで、社長はここを見れば欲しい情報が全て分かるように、アプリやグラフをまとめています。」

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―これはいいですね。kintone導入でどのくらいの時間を削減できましたか?

「エクセルファイルの資料作成が必要なくなったので、全体で月100時間削減することができました!毎日100枚の印刷コストも削減できています。

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kintoneは現場でシステムを作り上げていけるからすごい

アイティーフィットさんにカスタマイズを依頼して、昔の販売管理システムをkintoneに移行しました。申し込み受付から、顧客管理、注文管理、出荷指示、出荷実績、月次処理など販売に関わるさまざまなアプリを運用しています。kintoneのすごいところは、業者に依頼しなくてもアプリを社内でどんどん発展していけるところですね!実際にアプリのレイアウトを変えてほしい、といった要望もすぐに対応できるので、現場の人に驚かれます。」

―おお!現場の声をすぐにシステムに反映して運用できるのは、まさに理想形ですね。

「社内では親しみをもてるようにkintoneの販売管理システムを『any(エニー)』と呼んでいて、専用のロゴもつくっちゃいました(笑)。倉庫で働く出荷作業員の方がイラストレーターで作ってくれたんですよ!」

―愛称をつけていただくと社内に浸透しやすくなりますよね!

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今後は「営業と工場(製造現場)の壁を取り除く」のが目標

「『仕事のための仕事をなくすこと』をテーマにkintoneを導入し、1年で30個のエクセルを0個にすることができたので、次はkintoneで『営業と工場(製造現場)の壁を取り除きたい』ですね。工場側で『製造・生産の見える化』のためにkintoneを利用するのが第一歩です。また、営業現場の声を製造に、製造の情報を営業現場に活かせるように、いずれは部署をまたいで自由にやりとりできるようになれば良いなと思っています。」

―部署をまたいだ情報共有いいですね!工場の方もkintoneを利用しはじめたときは、またお話聞かせてください!

「ぜひ!販売店さんとの情報共有にもkintoneを使い始めたばかりなので、半年後また取材してください!私たちも、半年で部署の壁を取り除くことを目標に頑張ります!」

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―ありがとうございます!次はぜひ工場見学もさせてください!

社内の情報共有だけでなく、販売店との情報共有にもkintone活用を広めるコウノウォーター様。kintoneに情報を集約したことで、コミュニケーションが活発になり、自然と社員が役割分担するなど社内にチームワークが生まれたそうです。システムに苦手意識があった人たちが使いこなしてくれるなど、「とにかくkintoneおもしろいです!」 とおっしゃってくださいました。すごいスピードで業務改善をすすめていらっしゃるコウノウォーター様、半年後も待ち遠しいですね。

それでは次回の「突撃☆となりのkintone」もお楽しみに!

kintoneカスタマイズ初心者のための耳より情報 Part2

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こんにちは、Eraです。前回「kintoneカスタマイズ初心者のための耳より情報」で、初めてカスタマイズをしてみようとする方や、まだカスタマイズにチャレンジし始めたばかりの方向けに、デバッカーやオンラインストレージを使ったカスタマイズ、脆弱性対策などをご紹介いたしました。
今回は「kintoneカスタマイズ初心者のための耳より情報 Part2」ということで、kintoneカスタマイズにおけるお約束や注意点などをご紹介します。前回に引き続き脆弱性対策の情報もあります!

JavaScriptコーディングガイドライン

kintoneの「JavaScript / CSSでカスタマイズ」機能を使用して、kintoneの各機能やアプリの動作、画面をカスタマイズする場合には、いくつかルールや注意していただきたい点があります。
せっかくカスタマイズしても動かなかったり、利用中のアプリが突然動かなくなったりすると困りますよね。そうならないよう、ルールや注意点を気を付けながらカスタマイズしましょう。
プログラマ.png

コーディング上の注意点

・文字コードはUTF-8(BOMなし)にする
・既存のグローバルオブジェクトを書き換えない
・変数の定義は、グローバル変数を使わずに、無名関数の関数スコープを使う
・kintoneのURLを取得する場合、以下のどちらかを使用する
 ・kintone.api.url()メソッド
 ・kintone.api.urlForGet()メソッド
・id/class属性の値やDOM構造は変更されることがある

kintoneのアップデートによる影響

cybozu.comは毎月第2日曜日に定期アップデートを行います。原則としてアップデートがAPIを利用して開発されたアプリに影響を与えることはありませんが、次のような場合にAPIの仕様変更を行う場合があります。
・データ破壊やセキュリティ障害などの原因を除去するなど運用上、仕様の変更が必要な場合
・cybozu.com 及び その各サービスの改修により派生的に変更が必要な場合

APIの仕様変更をともなうアップデートがある場合は、4週間前までに変更の詳細をdeveloper netoworkでお知らせします。
developer netoworkにメンバー登録してお知らせをフォローすると、APIなどのアップデート情報の通知を受け取ることができます。カスタマイズをする場合には、developer networkのメンバーになっておくことをお勧めします!
メンバー登録はこちらから。そしてお知らせをフォローする方法についてはこちらの「新しい質問やコメントがあったらすぐわかるようにしよう」をご参照ください。

なるべくアップデートの影響を受けないようにするためには、以下の2点にご留意ください。
・アップデート情報をチェックし、適宜JavaScript/SCCファイルを更新する
・developer networkで公開されているJavascript APIを利用する

詳しい情報は、kintone Javascriptコーディングガイドラインをご参照ください。コーディング上の注意点を例も記載されています。
また、「アップデートの影響を受けやすいコーディング例」という記事もあります。実装例を交えてわかり易い説明と対策が書いてありますので、是非参考にしてみてください!

セキュアコーディングガイドライン

APIの使用は、kintoneをより便利しますが、同時にセキュリティ上の問題を引き起こす恐れがあります。ここでは安全なカスタマイズを行うためのガイドラインをご紹介します。
computer_crime.png

セキュリティ上の問題とは

kintoneをカスタマイズする上で対策が必要となる問題は、主に以下の4つです。
・クロスサイトスクリプティング(Cross-Site Scripting 以下XSS)
・クロスサイトリクエストフォージェリ(Cross-Site Request Forgeries 以下CSRF)
・ネットワーク盗聴
・個人情報や機密情報の流出
これらに対する対策について、セキュアコーディングガイドラインで説明しています。

cybozu.comサービスへの影響について

セキュリティ上の問題とは少し違いますが、cybozu.comサービスに影響するプログラムによって、kintoneを含むサービスが利用できない状況に陥る可能性があります。
例えば、短時間で大量のリクエスト送信をするようなプログラムや、並列で多数のリクエストを同時実行するプログラムによって、レスポンスの悪化やサービスの低下が引き起こされます。場合によってはアクセス制限がかかることもありますので、サーバーへの負荷も考慮した開発をお願いします。

jswatchdog(JavaScript コードチェッカー)

ご紹介したようにJavaScriptを利用してカスタマイズする場合、不適切なコードを書くと脆弱性を生み出す恐れがあります。そのため、運用を開始する前に脆弱性が作りこまれていないかどうかチェックすることが重要です。
このチェック工程をサポートするJS自動レビューツールをご紹介します。
使い方は簡単です。こちら(https://kintone.github.io/jswatchdog/)にアクセスしてください。

jswatchdog.png

左側のテキストエリアにJavaScriptのコードを張り付けるだけです。右側に修正するべき個所が表示されます。
指摘事項を修正すると以下のようになります。
jswatchdog2.png
このツールでは、JavaScriptの静的構文をチェックし、XSSの可能性がある個所を特定するので、潜在的な問題点と脆弱性に繋がる危険性のあるコードをある程度検出することができます。
詳しい仕組みなどは、developer networkのこちらの記事をご参照ください。
ツールでのチェックだけで終わらせず、コードレビューすることもお忘れなく!

おわりに

前回に引き続き、kintoneカスタマイズ初心者が最初に知っておくと良い情報をご紹介いたしました。内容の性質上文字が多くなり、ごめんなさい!安心して使えるカスタマイズで、kintoneをさらに便利にご活用いただく際にお役立ていただければ幸いです。
今後も不定期ではありますが、developer netoworkの記事の中から、kintoneカスタマイズ初心者や初中級者向けに、参考にしていただきたい記事をピックアップしてご紹介する予定です。


技術者向けサイト

★メンバー登録特典★
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  • API のアップデート情報の通知を受け取ることができます。
  • 5ユーザー、1年間無償の開発者ライセンスを申し込むことができます。
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  • [★New] HTTP Client Tool for kintoneを利用することができます。


★kintone AWARD 2016★エントリー募集中!!

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こんにちは!夏場はカルピスばっかり飲んでいる、編集長のあーみんです。
今回は『kintone AWARD 2016』エントリー募集のお知らせをしたいと思います♪

今年もやります!kintone AWARD 2016

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kintone AWARDとは、kintone ユーザーの中から
この1年で最もキラリと光る活用をした企業を表彰するイベントです。

2016年は Cybozu Days Tokyo Day1 11/9(水)※
にて実施する kintone hiveでkintone AWARDグランプリを決定いたします!

<<kintone AWARD 詳細ページはこちら>>

2015年 kintone AWARD から引き続き、
審査委員長に競争戦略とイノベーションを専門とする
一橋大学大学院国際企業戦略研究科教授 楠木 建氏をお迎えします。

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一橋大学大学院 国際企業戦略研究科 教授
楠木 建

エントリー募集要項

●エントリー期間

 2016年5月26日〜2016年7月31日

●AWARD エントリー資格

 kintone 契約中のお客様
 各審査にご協力いただけるお客様

●賞について

 エントリーいただいた方全員に参加賞を贈呈。
 Cybozu Days Tokyo Day1 11/9(水) にて実施する
 kintone hiveで、グランプリ受賞企業を1社決定。

■□■AWARD エントリーはこちらから■□■

昨年グランプリ獲得 中島工業株式会社様より

「kintone AWARD」で賞を獲得できるとどんないいことがあるの?
と思うお客さまもいらっしゃるかと思います。
そこで、昨年第一回グランプリに輝いた中島工業株式会社の普天間さまにコメントを頂きました。

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中島工業株式会社 普天間さま

kintoneの社内における信頼感がより高まり、具体的な要望が増えました。
また他社からの当社に関する問い合わせにおいて、受賞歴を紹介をすることで相手の見方に変化が出たと感じています。採用においては「90年以上続く古い企業の意外性」について、より興味を持ってくれる学生が増えたと思います。

皆さま、ぜひ奮ってご参加ください!
※ 「Cybozu Days Tokyo」の申し込みは後日になります。申し込み開始まで今しばらくお待ち下さい。

<<kintone AWARD 詳細ページはこちら>>

企業受付やアンケート取得、セミナーもこなす働き者のPepper♪ 誰でも簡単にPepperを動かせる「Smart at robo for Pepper」とは?

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こんにちは、山田です。
今日は Pepper (ペッパー)のアプリ開発・システム連携を行う M-SOLUTIONS さんにお邪魔しました。M-SOLUTIONS さんに着くと早速受付に Pepper が!
Pepper:「こんにちは!お掛けになってお待ちください。」
かわい〜!受付システムと連動した Pepper がお出迎えしてくれました。

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今回は Pepper を簡単に動かすことができる kintone の連携ソリューション「Smart at robo for Pepper」についてご紹介します。

Pepperって何ができるの?

Pepper はコミュニケーションが得意な人型のロボット。人間をお手伝いしてくれます。
企業の受付や誘導、商品説明セミナーやアンケートができます。そして、かわいいルックスが自然と人を引き寄せます。

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Pepper は働き者です。
日英中と3ヶ国語対応なので、外国人の誘導や接客も可能。胸のディスプレイを利用すれば、Pepper 目線で人間同士ではちょっと聞きづらい「あなたの年収は?」といったプライベートな質問や、子供へのアンケートも難なくこなし、お客様の声を定量データとして取得できます。

3日間のイベントで1500サンプルのお客様データを取得した事例もあるとか。お昼休憩なしで毎日8時間働き、1分に1サンプル取得した計算になります。

すごい。

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通常Pepperを動かすためには、専用の開発環境「Choregraphe(コレグラフ)」での設定が必要になります。「頭を触るとしゃべる」といったような動きも一つ一つスクラッチ開発していきます。

↓「Choregraphe(コレグラフ)」の設定画面。パーツを組み合わせてPepperの動きを設定していきます。 choregraphe.png

実は、この設定が想像以上に大変なのです。たとえば Pepper を使った数秒から数分のコンテンツを作る場合、数週間から数ヶ月の開発期間となり、アプリの開発費用は300万〜500万が必要になります。変更するのも一苦労です。

そのため、せっかく出荷されても、思い通りに Pepper を動かすアプリを作れない・・・ということも少なくないのです。

そこで、もっと手軽に誰でも簡単に Pepper を動かそう! Pepper を思い通りに活躍させよう!と、Pepper と kintone の連携がはじまりました。

p007_2.jpg (M−SOLUTIONS株式会社 取締役 植草 学さま)

「Smart at robo for Pepper」が Pepper を活躍させた、革新的な3つのポイント

Pepper と kintone の連携ソリューション「Smart at robo for Pepper」は、次々にPepperの従業員化を実現してきました。革新的な3つのポイントをご紹介します♪

1.開発不要! 誰でも簡単に Pepper を動かせる!

「Smart at robo for Pepper」なら難しいスクラッチ開発が不要です。kintone アプリにレコードを登録するだけです。「頭を触ったら『右手をあげて、投げキッス』しながら『こんにちは』と話す」、「毎日15時になったら『両手に腰をあてる』」など、30以上ある動作と、画像、セリフを選んで登録するだけです。誰でも簡単に Pepper を思いのままに動かせます。

M-SOLUTIONS さんでは、今年新卒採用に Pepper を使ったとか。会社概要とか事業説明を Pepper にさせると、会社の先進性がアピールできるだけでなく、人事部の負担が軽減され、新卒採用はもう完了したとのこと。思いもよらないところで活躍してます!

↓Pepperに近づくと、センサーが反応してセミナー会場へ案内する設定。レコードを登録するだけ、3分で完成します。 record.png

2.離れていてもPepperの状況を把握できる!

働き者の Pepper は、取得した、接客人数、動作回数やアンケート結果などのデータをリアルタイムに kintone に蓄積、共有してくれます。たとえば本社の人が各店舗の Pepper の稼働状況を会社にいながらにして確認も可能に。離れていても Pepper を見守れます。また、蓄積されたデータは kintone のグラフ機能ですぐに可視化できるので、分析もスムーズに行えます。

↓Pepperのどこを触ったかをリアルタイムに集計したグラフ。クリック操作だけ、グラフは1分で完成します。graph.png

P008.jpg (M−SOLUTIONS株式会社 取締役 営業部 部長 日野 健一さま)

3.Pepperと顧客管理が連携できる!

「Smart at robo for Pepper」は Pepper を動かせるだけでなく、その他の kintone の機能ももちろん使えます。たとえば、顧客管理アプリや案件管理アプリと Pepper が取得してくれたデータを連携させれば、活用の幅も広がります。

Pepperは更にレベルアップします!

2016年7月に「Smart at robo for Pepper」はレベルアップし、声を認識できるようになります!声に反応して動いて喋る Pepper の今後の活躍も楽しみですね!

サイボウズ日本橋オフィスにて「Pepper アプリ導入相談 Cafe」も開催中です。サイボウズの Pepper があなたをお出迎えしてくれるはずです。
あなたの横にいる Pepper を今以上に活躍させたい方は、ご相談してみてださいね♪♪

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サンプルやTips活用でお手軽kintoneカスタマイズ! Vol.3~広告・出版業界編~

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こんにちは!ミケです^^夏真っ盛り!クーラー生活から抜け出せません(笑) 昨日は七夕でしたが、皆さん願い事はしましたか♪

では恒例の最近のネタ共有から!6月はいつも使う週報アプリをシャレオツにしてみた話イベント駆動型!愛媛のエバンジェリスト紹介宇宙規模で考える営業日報のあり方などのネタでひと盛り上がりしました^^
今回は『サンプルやTips活用でお手軽kintoneカスタマイズ!シリーズ第3弾!』ということで広告・出版業界でよく使われるアプリとそのカスタマイズ方法についてご紹介します!
因みに本シリーズの記事はこちらです。

第1弾 医療業界編
第2弾 小売業界編

kintoneカスタマイズシリーズ企画について

このシリーズは、業種や業務に特化したアプリの見本を見たいという声にお応えしようと始めた企画です。cybozu.com developer networkのTipsやサンプルなどを駆使してカスタマイズしていきます。これからkintoneカスタマイズを始めようと思っている方に読んでいただけると嬉しいです((´∀`*))
シリーズが進む毎にカスタマイズもレベルアップしていく予定です。またサンプルやTipsを使うと、自分で一からコードを書かなくてもカスタマイズできるということをぜひ知っていただければと思います!

今回ご紹介するのは広告・出版業界でご活用いただけそうなアプリです!

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カスタマイズするアプリ

広告・出版業界向けということで、まずはkintoneアプリストアに掲載されている「記事原稿管理」アプリをカスタマイズしていきたいと思います。リリース日をカレンダーで表示したり、企画のステータスやPV数の確認をしたりするのに便利なアプリになっています。

記事原稿管理アプリ

 ➡Webメディア、雑誌、新聞などに掲載する記事の管理ができるアプリ。カレンダーから掲載日を把握することができ、漏れのない管理を行うことができる。

お手軽kintoneカスタマイズ!

こちらの記事原稿管理アプリをアレンジしていきましょう!

▼レコード編集画面

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▼カレンダービュー

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ステップ1:企画担当者に一人だけ選べるようにするの巻

企画担当者には責任者の役割を持たせたいから、一人のみ選択できるようにしたいときに使えるのがこちらのカスタマイズ。複数人登録しようとするとアラートが出てレコード保存ができなくなります。「ユーザー選択パーツに一人だけ選べるように制御してみる」のソースコードを使います。

①アプリストアから追加したアプリにソースコードを貼りつけて、フィールドコードが['ユーザー選択']となっているところを['企画担当者']に変更してアップロードします。

②複数人を企画担当者フィールドに登録して保存ボタンを押し、挙動を確認します。下のようにエラーが出たら成功です!

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ステップ2:文字結合プラグインを使ってみよう!の巻

カレンダービューでは1フィールドしか表示できない仕様になっています。タイトルと併せて、誰が担当しているのか・公開済みなのかなども見たくないですか?そんな時に役立つのが文字結合プラグインです。複数フィールドを結合させて、指定したフィールド内に表示してくれるので、カレンダービューでも多数の情報を一気に読み取ることができます!「文字結合プラグイン」の記事を見ながら設定していきます。

①アプリに記事タイトルフィールドをもうひとつ追加します。(元々あったものは「記事タイトル(カレンダービュー用)」などと変更しておきます)

こちらに従ってまずkintoneに文字結合プラグインのファイルを追加します。

こちらに従ってアプリにもプラグインを追加します。

④アプリ内のプラグインの設定画面で結合する項目と結合された文字列を表示する項目を指定すれば、設定完了です。(フィールドは5つまで結合できます)

▼プラグイン設定画面

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▼プラグイン設定後
青枠のフィールドを結合した結果が赤枠部分に反映されていますね!

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▼カレンダービュー
カレンダービューでも複数の情報が見れるので嬉しい~

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ステップ3:ガントチャートプラグインでタスクスケジュールをより見やすくする!の巻

最後はタスクスケジュールをより見やすく、ガントチャート形式にアレンジしたいと思います!タスクが増えてくるといつからいつまでに完了しないといけないのか、どの時期どれくらい仕事が立て込んでいるのか確認したくなりますよね。そんな時に助けてくれるのがガントチャートプラグインです。先ほど同様プラグインなのでコードを書かなくてもカスタマイズが反映されるお手頃なもの(^^♪ ここでは「ガントチャートプラグイン」を見ながら設定していきます。

①アプリに「準備開始日フィールド」と政治やITなどの「記事カテゴリフィールド」(色付け用)を追加します。

こちらに従ってまずkintoneにガントチャートプラグインのファイルを追加します。

こちらに従ってアプリにもプラグインを追加します。

④アプリ内のプラグインの設定画面で必須項目を入れたら、設定完了です。

⑤データを登録して、一覧画面にいくと、いつもの一覧とは違った見た目に様変わりしているはずです!

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いかがでしたでしょうか?今回は最近出たTipsやプラグインを基にアレンジしてみました!developer network運営メンバーも増えてきて、記事もどんどん出していく予定です。時々サイトの方にも立ち寄ってみてください^^

進めている中で分からないところが出てきたら、cybozu.com developer networkのコミュニティでご質問いただけます。ここよりメンバー登録いただくと質問投稿できるので、ぜひご参加ください!

おまけ

最後におまけ編!前回予告していた「kintoneカスタマイズするにあたっての便利ツール」をちらっとご紹介したいと思います。最近は下に挙げているようにカスタマイズ初心者向けのコンテンツにも力を入れています。

・人気シリーズ(通称:はじめようシリーズ第0回 kitnoneカスタマイズをはじめる前に知っておきたい6つのこと
kintoneカスタマイズ初心者のための耳より情報
kintoneカスタマイズ初心者のための耳より情報 Part2

今日はその中からMike's 3 premium select ! をお届けします。

①カスタマイズ段階で便利!JSEdit for kintone

お使いのエディタはCloud9やAtomやBrackets!?皆さん、プラグイン設定画面でJavaScriptを記述することができる便利ツールがあるのをご存じですか?CDNもその画面で追加できるので尚嬉しい!JSEdit for kintoneというプラグインをkintone環境に読み込むと使えるようになります。ぜひお試しあれ!実際の画面はこちら↓

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②エラー調査に便利!デバッグツール

kintoneはJavaScriptを使ってカスタマイズができますが、想像していたものと違う挙動をする場合が多々あります。そんな時に心強いのが各ブラウザについているデバッグツールです。エラーの原因調査なども楽ちんになりますよ^^詳しい使い方はこちら

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③コードチェックに便利!JSWatchdog

一通り開発が終わると、いよいよ社内適用!とその前にコードレビューをしましょう。書いたコードを貼りつけると、自動で右側にレビュー結果を表示してくれます。サイボウズ社内でも大活躍のツールです。詳しくはこちらをご覧ください。

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ぜひご活用ください。さて、最後はちょっと勉強会の告知を^^

★告知★kintone devCamp Vol.10 参加者募集中‼

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この記事やdeveloper networkの記事を読んだけれど、実際どうカスタマイズしたらいいのか分からないという方必見!
kintoneカスタマイズ初心者向けにハンズオン形式の勉強会を実施します。ご興味のある方はぜひご参加ください♪今回はdevCamp 10回記念ということで東京大阪同時中継で開催予定です‼詳細は以下になります。

日時:8月3日(水)14:30~
場所:サイボウズ東京・大阪オフィス
コンテンツ:
・kintoneカスタマイズを始める前に準備するもの紹介
・JSカスタマイズとデバックハンズオン
・最新Topic LT
・Twilio & kintoneで電話とSMS送信ハンズオン!(中~上級者向け)

申込:こちら

皆さんのご参加を心よりお待ちしております^^


技術者向けサイト

★メンバー登録特典★
  • コミュニティに投稿やコメントしたり、Tips に質問できます。
  • API のアップデート情報の通知を受け取ることができます。
  • 5ユーザー、1年間無償の開発者ライセンスを申し込むことができます。
  • [★New] Tipsやサンプルの動きを確認できるデモサイトを利用することができます。
  • [★New] HTTP Client Tool for kintoneを利用することができます。


今日も最後まで読んでいただきありがとうございました!皆さん良い週末を~

滅びの呪文を唱えながら一括承認しよう

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みなさんこんにちは。最近ガパオライスにハマっている北Pです。

kintoneの便利な機能「プロセス管理機能」ですが、例えば月末などの締日に、色んなアプリの未処理が溜まっている方はいないでしょうか?そう、こんな風に...

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そんな方に今回紹介するのは「一括承認」カスタマイズです。kintoneにはレコードステータスの更新 APIがあるので、更新したいプロセスを一気に承認しちゃいましょう。

例えるならば、まるであの有名な崩壊の呪文のような究極奥義です。
本家のように、特別な石は必要ありません。kintoneをカスタマイズする意思は必要です。
※くれぐれも大事な承認は必ず確認して自己責任で承認してください。

これからkintone developer になって、天空を目指すひとへお勧めのコンテンツはこちら

それでは早速、kintoneカスタマイズをしていきたいと思います!

一覧画面にチェックボックスをつけるパターン(非公式カスタマイズ)

まず前提として、アプリの一覧はログインユーザーが「作業者」で、ステータスが「申請中」のものを絞りこむ設定にしておきます

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レコード一覧画面で、フィールド要素を取得してチェックボックスをレコード番号の列に埋め込んで作ってみました。

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チェックを入れて、「一括承認!」ボタンを押すとCybozu CDNにもあるSweetAlertでアラート確認ダイアログをだしてみました。

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成功すると

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一気に承認ができました(ステータスが承認になっていますね)

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......でも、フィールド要素の取り扱いはドキュメントをよく見ると以下の注意書きがあります。

DOM の内部構造を変更するような処理を行うと、kintone のバージョンアップ後に動作しなくなる可能性があります」

そう、今回はDOMの内部構造を変えているのでバージョンアップ後に動作しなくなるパターンとなります。。
なので、サンプルの掲載は自重しております。

一覧画面のメニュー近くに選択パーツをつくるパターン

では、アップデートに影響を受けないパターンを考えてみます。
レコード一覧のメニュー下側の空白を取得して、そこに色々とタグを突っ込むことにします。

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デザインセンスがないのはさておき、これならば安心して使えます。
「一括承認!」ボタンを押した後の処理は、1個めのパターンと一緒なので割愛します。

超シンプルに押すだけパターン

もう、ボタン一発で全部承認でいいよという方に向けて超シンプルパターンをつくってみました。
ボタンを押したら強制的に全部承認します。

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準備はいいですか?さぁ...心の中であの呪文を唱えましょう。...バ〇ス。

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シンプルですねっ!

+α 雰囲気を出してみる

こんなボタン気安く押したら困るよって方は、ボタンに危険な香りを漂わせましょう。今回は以下のジェネレータを使ってオシャレボタンにしてみました。

http://css-button-generator.com/

ついでに、条件書式プラグインでステータス条件によって色を変えてみます。

いかにも危険なボタン。

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さらに今回はちょっとした遊び心で、承認が終わったらkintoneを滅ばせてみます。(魔改造を施しています。)
準備はいいですか?...バ〇ス。

https://gyazo.com/d3aedd219300d8adea73e35adcddfa8c

気を取り直して念のため、最後に承認されたかを確認します。

pattern4-result.PNG

無事に承認されましたね!

おわりに

そもそも気づいたのですが、一括承認が必要にならないくらい、小まめにプロセスを回す習慣をつけるのがよさそうです。

今回は、便利なプロセス管理機能をもっと便利にカスタマイズする活用方法を紹介しました。ワンクリックで承認するパターンは以下で掲載しています。
(崩壊する部分は載せておりませんのでご注意ください。)

▼ワンクリックで一括承認をしてみよう
https://cybozudev.zendesk.com/hc/ja/articles/211583223

他にもいろんなTipsがあるのでぜひ下記のサイトでkintoneの可能性を広げてきましょう!

技術者向けサイト

★メンバー登録特典★
  • ・コミュニティに投稿やコメントしたり、Tips に質問できます。
  • ・API のアップデート情報の通知を受け取ることができます。
  • ・5ユーザー、1年間無償の開発者ライセンスを申し込むことができます。
  • ・Tipsやサンプルの動きを確認できるデモサイトを利用することができます。
  • ・ HTTP Client Tool for kintoneを利用することができます。

【となキン】コスプレイヤーエンジニアに突撃♪ kintoneの魅力は「お客さまの目線に立てるシステム」アールスリーインスティテュート様

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こんにちは!夏場はほとんど素麺と冷やし中華を食べて過ごしているあーみんです。ちなみに、冷やし中華はごまだれ味が好きです。

さて、今回の「となキン」では、サイボウズのオフィシャルパートナーでもあるアールスリーインスティテュートの池上緑さん(ニックネーム:どりぃさん)にお話を伺ってきました。見ての通り、どりぃさんはコスプレイヤーエンジニアとして活躍しており、kintone業界ではかなりの有名人なんですよ~!

コスプレイヤーエンジニアに訊く!kintone活用術とは?

―どりぃさん、今日はコスプレじゃないんですね!

「仕事場では私服ですよ~(笑)。コスプレするのは主にイベントや展示会だけです。コスプレイヤーだけど、普段はエンジニアなんですよ」

―では、イベントなどでコスプレをする際のこだわりがあったりするんですか?

「そうですね。なるべく製品やサービスの色合いとか、コンセプトに合ったキャラクターの服を選んで着るようにしています」

―素敵なこだわりです!コスプレをしてIT系のイベントに出るようになって、良かったこととかはありますか?

「やっぱりその界隈で名前を覚えてもらいやすいことです。私がコスプレをしていることによって興味を持ってもらったり、話題にしてもらったりすることで、サービスを覚えてもらうきっかけになったりします。好きなことをさせてもらって、しかも宣伝にも繋がるので嬉しい事が多いですよ」

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私服も素敵などりぃさんこと、池上緑さん

-ありがとうございます。さて、そろそろ本題に入りますね。アールスリーインスティテュートさんは、kintoneやその他各種クラウドサービスを使った業務システムの開発を行っているんですよね

「kintone自体のカスタマイズのほか、基幹システムとの連携や、AWSを利用したより高度なシステム構築など、多岐にわたる開発を行っています。kintoneの事例サイトに載っているものだと、東京急行電鉄様のkintone構築にパートナーとして携わりました」

―お客さまはアールスリーさんとの開発の中で「特に対面開発がとてもよかった」とおっしゃっていましたね

「はい。私達がkintoneの開発案件に携わるときは、お客様の目の前で画面を見ながらその場でアプリを作っていく"対面開発"をよく行っています。プログラムを打ち込むような従来の開発方法ではなく、ドラッグアンドドロップですぐに画面を構築できるkintoneならではの方法です。お客さまもシステムの完成イメージがわきやすいし、ちょっと違うなと思うところはその場でご指摘いただけるので、とてもご好評いただいているんです」

―そんなkintone開発でおなじみのアールスリーさんの社内でも、実際にkintoneを使ってくださっていると聞きました。具体的にどんな風にkintoneを使っているんですか?

「まずは経費精算システムとしてkintoneを使っています。それからお客さまに提供する環境のアカウントや、お客さまからいただいた名刺の情報管理なんかもしていますよ」

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経費精算アプリ。自動計算や帳票出力まで完備ですね♪

―「kintone」を使う前はどうやって管理していたんですか?

「経費精算システムは自社で1から開発したシステムを使っていました。他は大体Excelで管理していましたね」

―経費精算システム以外の専用システムは無かったのですか?

「無かったですね~。システム屋さんにありがちな話かもしれませんが、お客さまに提供するシステムは作るけど、自分たちが使うシステムっていうのは意外と作らないものなんです。自分たちが使うシステムを作る時間があったら、お客さまのシステムを作るというか(笑)」

-なるほど(笑)。その他にkintoneを使ってお仕事の情報を管理していることはありますか?

「実はまだ計画の途中ですが、見積や請求関係のリストはまだExcelで管理しているので、これらもいずれkintoneに乗せ換えていきたいなと考えています」

ユーザーの気持ちがわかるエンジニアとしてシステムの「使いやすさ」にこだわっていきたい

―それではインタビューの最後に、どりぃさんはkintoneのどんなところが好きか教えてください!

「kintoneの一番好きなところはやっぱり『エンジニアじゃなくても簡単にそれっぽくアプリが作れる』ところです。実は私、エンジニアになる前はテクニカルサポート部門でお客様のサポートをする仕事をしていたんです。だからITに詳しくないお客さまの対応をすることも多くて。そういうお客さまの気持ちになった時に、詳しい知識が無くても使いこなせるkintoneってすごく魅力的に感じられると思いました」

―テクサポ出身だったとは意外です!お客さまと接することが多いお仕事だと、お客さまと同じ目線で考えられるようになりますね

「はい。エンジニアってやっぱりお客さまと接する機会が少なくて、どうしてもお客さまの気持ちが伝わりづらいこともあるんです。でも私は過去の経験も活かして、ユーザー目線がわかるエンジニアとして『使いやすさ』『分かりやすさ』を大切にしていきたいと思っています。kintoneはまさにその考えにマッチしているので、大好きなんです!」

―どりぃさん、熱いコメントを本当にありがとうございました!!

アールスリーインスティテュート様が提供するkintoneアプリ開発支援ソリューション「gusuku(グスク)」のご紹介

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「gusuku」は、kintoneアプリを作成する際にテスト環境から本番環境へすばやく、カンタンに移行することができるアプリ開発ソリューションです。

例えばkintoneのアプリをテスト環境で作り、動作テストを経て本番環境へ移行する際に、普通は手動でエクスポートやインポートを行う必要があります。しかしこの「gusuku」を使えば、簡単な操作をするだけであとは自動的にテスト環境から本番環境へアプリの情報を移すことができるのです!

今回取材に応じていただいた池上さん(どりぃさん)からも、「gusuku」の簡単操作はお墨付き!ぜひこちらもあわせてご覧ください♪

「gusuku」紹介ページはこちら

それではまた次回のとなキンでお会いしましょう★


【突撃☆となりのkintone】宝情報 猪俣様に出来たての販売管理アプリについて聞きました

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こんにちは、あきこです。
新コーナー"突撃☆となりのkintone"のトップバッターとして株式会社宝情報の猪俣様にお話を伺いました!
猪俣様は長年「サイボウズ Office」の販売パートナーとしてご活躍いただいていた方です。
2016年3月に宝情報様に転職され、すぐに「kintone」を導入いただきました!

ーご無沙汰しております!転職されたと聞いてかなり驚きでした。

はい、皆さんからかなり驚かれてしまいました。
全ての方にご挨拶がまだ出来ていないので、この記事を見て「え?転職したの?」と思う方もいらっしゃるかもしれません(笑)

ー今お勤めの宝情報様は、どのような会社なんですか?

セキュリティ商材のディストリビューター(販売会社などに商品を卸す販売代理店)を行っています。
社内ネットワークをウィルスなどの脅威から守るCheckPoint社のUTMが中心ですね。
CheckPoint社の製品を扱うディストリビューターは国内でも少ないのでおかげさまで引き合いは多いです。

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【突撃☆となりのkintone】「コミュニケーションコストが約半分に減りました」ラフノート株式会社さま

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となりのkintoneユーザーさんに突撃する企画、突撃☆となりのkintone。
略して「となキン」も、早いもので第二回目を迎えました。

今回は、文書共有ツール「Ruffnote(ラフノート)」や時間共有ツール「TimeCrowd(タイムクラウド)」などのクラウドサービスを提供するラフノート株式会社 代表取締役 西小倉 宏信さんにお話をお伺いしました。ユーザーとしてだけでなく、kintoneを使った開発案件なども行っている同社。社員の方々も皆さんITリテラシーが高く、リモートワークなども積極的に取れ入れている先進的な企業です。

そんなラフノートさまでは、一体どのようにkintoneを使ってくださっているのでしょうか。

出会って即日利用開始しました!

西小倉さんがkintoneと出会ったのは、2015年の年末ごろ。"「Parse.com」をデータベースとして使っていたサービスのコードをkintoneに切り替えたら少しの修正でそのまま動いたこと"に感動したことが、導入のきっかけだったそうです。

―今回は「突撃☆となりのkintone」にご登場いただきありがとうございます。どういう経緯で「となキン」を知ったのですか?

「Twitterで知りました。Twitter上で『kintone』という文字列が入っているツイートを、全て自動的にkintoneに送る連携アプリを作っているんです 」

―ええっ、そんなところにまでkintone連携を...!

「ほかにも、Facebookのポストを自動で取得するkintoneアプリも作っています。自分がいいね!をした一覧とか、フィードやイベントの一覧とか」

―kintoneにそんな活用方法があったなんて、むしろ驚きです!

「kintone大好きなんで(笑)」

そんなkintone大好き西小倉さん。kintoneを知ったその日に即利用開始してくださったそうです。これぞまさに運命の出会い。実際にどんなお仕事でkintoneを活用し始めたのでしょうか。

ワンクリックで入力できる営業管理リスト

―御社のお仕事の中では、どんな部分でkintoneが使われているんですか?

「色々と使っているのですが、主な用途は日々の活動記録を記入する営業管理と費用管理です。営業管理のほうは、お客様がExcelで都度更新して共有サーバーにアップしたりしていたんですけど。『データが先祖返りしちゃうから編集しないで!』とか、そういうことが往々にして発生していたんです」

―Excelあるある、ですね~。

「kintoneなら同時編集できるので、その問題はすぐに解決しました。そのあと更にちょっと手を加えて、1クリックで記入、さらに古い情報は自動でアーカイブできるような仕組みにしました。一覧ページでは常に最新の活動状況だけが表示されるんですよ」

―日々入力しなければいけないものだからこそ、ちょっとした手間が少なくなるのは嬉しいですよね。

「あとは費用管理ですね。毎月発生するサーバー代やネット代、外注費といった費用を都度登録するアプリです。費用アプリの金額を自動計算して、別で作っている入出金アプリで残高状況を確認しています。現在の利用状況や未来予測なども見えるので、便利です」

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―それもやはりカスタマイズして使っているんですか?

「個人的にはガンガンカスタマイズしたいんですけど、それはkintoneの特性である手離れの良さを失う事になってしまうので、なるべくは基本機能で作るようにしています。もちろん、必要な部分はカスタマイズもしますけどね」

―なるほど。カスタマイズしてしまうと、裏側の仕組みが分かる人が限られてしまいますもんね

受託開発の面では、コミュニケーションコストを約半分に抑えることに成功

―kintoneを使ってみて、何か具体的に効果を実感できた部分はありますか?

「社内で使っているシステムも便利なんですけど、それ以上に受託開発の方ですごく効果を実感しています。具体的には、お客様からの依頼でシステムを構築する際の要件定義の時間です。以前は、お客様との認識のすり合わせに、とにかくコミュニケーションコストがかかっていました。また、一度出した見積りよりも追加工数が掛かってしまい、結果的に赤字になってしまうようなこともあったんです」

「kintoneを使った開発は、そういった要件定義や交渉時間も抑えることができます。作りたいシステムのモックアップツールとして、ぱぱっと形にできる。完成したシステムのイメージが見えれば、お客様との認識もすり合わせやすいですからね。コミュニケーションコストは半分くらいに抑えられたと思いますよ」

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―それは素晴らしい効果ですね!お客様にとってもきっと嬉しい効果だと思います

kintoneはイノベーションを起こしていると思います

―全体を通して、kintoneのどんなところが「いいな」と思いますか?

「まず、自由度の高さです。さまざまなAPIもあるので、開発者にとってもすごく自由度が高いシステムだなと思います。これでこの価格でいいの?という感じ。kintoneは確実にイノベーションを起こしていると思いますよ」

自社業務だけでなく受託開発のためのツールとしてもkintoneをたくさん活用してくださっている西小倉さん。本当にkintoneを気に入ってくださっているのがよく伝わるインタビューでした。開発者としても素晴らしい技術をお持ちですので、これからkintoneでどんな革命を起こしていただけるのか、とても楽しみです!

それではまた次回の「となキン」でお会いしましょう!

【となキン】美形男(ビケメン)管理から入金確認アプリまでkintoneで管理♪株式会社ダイワ様

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こんにちは、とんこつラーメンに紅しょうがをわんさか入れるのが大好き!あーみんです。

となりのkintoneユーザーさんに突撃する企画、突撃☆となりのkintone
今回は九州地方を中心に太陽光発電システム工事販売・ビケ足場事業を展開する株式会社ダイワ様にお邪魔してきました!インタビューに応じてくださったのは、株式会社ダイワ 総務部 人材開発課の高田さんです。

高田さんは、社内のIT系システム管理から採用、マーケティングまでめちゃくちゃ幅広い業務をこなされているスーパーマン。いったいどのようにkintoneを活用しているのでしょうか。

「美形男(ビケメン)」もkintoneで管理しています

―御社のWebサイトを見て、一番最初に目についたのが「美形男(ビケメン)」でした。あれはどういうきっかけで始めたコンテンツなんですか?

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「弊社は太陽光発電システムのほか、"ビケ足場"と呼ばれる工事現場の足場を提供する事業を展開しています。「建物をつくる人たちを守る」をモットーに、お客様に満足される足場の提供を目指しています。とはいえ、具体的にどんなものを作っているのか、どんな仕事内容なのか、分かりづらい部分もあります。そこで、どんな仕事なのか、どんな人が働いているのか、ビジュアルでわかりやすく説明できるコンテンツを考案しました。そして生まれたのが、美形男(ビケメン)です。彼はマッチョ系ビケメン、通称「ビケマッチョ」です」

―ビケマッチョ...!インパクトがすごいですし、ついつい「ビケメンリスト」を眺めてしまいました。効果のほどはいかがですか?

「元々は採用の目的で作ったんですけれど、実際に働いている"ビケメン"たちがプロのカメラマンに写真を撮ってもらって、それをビケメンの家族や子どもが見たりするんです。そうすると『働いてるお父さん、かっこいいね』ってなったりするんですよ」

―それは素敵ですね~

「あ、ちなみに"ビケメン名簿管理"ももちろんkintoneでやっています(笑)。基本情報だけでなく、持っている資格証の写しなども一緒に管理できて便利です」

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―さすがです!!

最初はリース車両管理をkintoneに移行。その後ばんばんアプリが増えました

―kintoneで最初に作ったアプリは何でしたか?

「最初は、リース車両管理から始まりました。元々はGoogleスプレッドシートで管理していました。車両番号や5年に1回のリース満了時期、車検、オイル交換時期など、個別に管理しなければいけない情報が多かったんです。スプレッドシートで管理できないこともなかったのですが、一画面で見られる情報に限界がありましたし、点検の時期を自分で逐一確認しなければならなかったのが手間でした」

―そこで、何か良いツールがないか探していたんですね

「はい。アクセスやファイルメーカーなども検討したのですが、ITリテラシーに自信がなく、どれも使いこなせそうにありませんでした。でもkintoneだけは『これならできるかも』と思いました。実際にCSVファイルを読み込むだけで簡単にアプリができますし、更新もすごく簡単でした」

―具体的にkintoneはどんなところがいいなと感じましたか?

「やはり"レコード"という見え方が大きいですね。Googleスプレッドシートだと表形式なので情報がずらっと並んでいて、一画面で見られる情報が限られています。kintoneは、必要な情報を必要な時に、必要な分だけ確認できるのがいいなと思います。それに、点検の時期が近づいて来たら通知を飛ばすようにしたり、色々と便利にカスタマイズして使えるところも魅力的でした」

―他にはどんなアプリを作って運用していますか?

「かなり色々作りましたよ。採用活動では『学校マスタ』をkintoneで作って、訪問履歴やビケメンOBを学校別に見られるようにしました。"採用版SFA"という感じです。ほかにも、制服支給アプリなんていうのも作っています。必要な枚数やサイズをkintoneに登録すると、制服が届くというしくみです。色や半袖・長袖なんかも選べるようになっています」

現在は入金確認アプリに着手 大幅な業務改善を目指します

「今まさに進めているのは、kintoneでの入金確認アプリです。元々のフローは本社のメンバーがネットバンク用端末で入金確認をして、その一覧をプリントアウトします。出金など不要な情報を修正テープなどでマスキングして、スキャン。それをメールに添付して各営業所に一斉配信していました。そのメールを受け取った各営業所のメンバーは、まずその一覧をプリントアウト。そして自分たちの担当した入金部分を手書きで記入します。それをまたスキャンして、メールに添付して本社に返送します。本社のメンバーは、各営業所から送られてきたデータを1つずつ開いて、財務システムに手入力...という作業を1ヶ月のうちに何度も繰り返していました」

―聞いているだけで目が回りそうです...

「はい。でもこれをkintoneで運用すると、ネットバンクのシステムからCSVファイルをダウンロードして、不要な情報だけ削除し、整形したデータをkintoneに取り込みます。各営業所のメンバーはkintoneに登録されたデータを確認して、該当する入金に自分の営業所を入力する。これだけで済むようになります」

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kintone使用前

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kintone使用後

―紙に印刷して、手書きして、スキャンして、メールして...という一連の作業が全て無くなるということですね!

「その通りです。ただ、お金にかかわる部分なのでまだ慎重に移行を進めている段階です。現状は、ひとまずメールのやり取りの部分だけ全てkintoneに移行しています。メールだと、パソコン・サーバーの不具合で使えなくなる恐れや、添付忘れ・宛先忘れといったリスクもあります。これが無くなっただけでもずいぶんスマートになったと思います」

入金管理キャプチャ.jpg

―完全移行したら、更なる業務改革が実現できそうですね

「ゆくゆくは、ネットバンクの情報をkintoneに自動で登録できるようにまでしたいと思っています」

1日の業務で掛かっていた時間が10分の1に
「kintoneは右腕のような存在」

―kintoneを色々と活用していただいていますが、実際の効果はどのように実感していますか?

「色々と便利になった部分は多いですが、特に入金管理の部分は本社のメンバーの作業負担が10分の1程度になったといっても過言ではないです」

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―最後に、kintoneは高田さんにとってどんな存在ですか?

「kintoneは今や私の右腕のような存在です。ついついハマって、あんなこともできるかも、こんなこともできるかも、と試してみたくなる魅力がありますね」

―ありがとうございました!

ダイワ様のkintoneは、既に実稼働しているアプリが200にもおよぶそうです。「あれもkintoneで管理したら便利かも?」というひらめきを持っていただけることが、kintoneを最大限に活用できる大きなポイントだと思うので、まさに理想的な使い方をしてくださっているなあと感じました。

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最後に高田さんから、なぜかバナナの形をしたペンケースをおみやげにいただきました。
出張のお供に連れて回ろうと思います!それではまた次回★

>>株式会社ダイワ WEBサイトはこちら
>>美形男(ビケメン)のサイトはこちら

【突撃☆となりのkintone】「資料作成の時間 毎月100時間削減できました」コウノウォーター様

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こんにちは、山田です!
突撃☆となりのkintone」もあっという間に4回目になりました!

今回はウォーターサーバーの製造から出荷・販売を担うコウノウォーター株式会社の金城様、石川様、寺田様にお話を伺いました。富士山のふもとの山中湖に位置する本社で、ミネラルを豊富に含んだ富士山天然水を充填したウォーターサーバーの製造、販売をしています。創業10年目、新たに水素水サーバーや水素発生器の販売も開始されたそうです。

スクラッチ開発のシステムから「kintone」へ移行

ホームページ拝見しました!工場見学ツアーも実施されているんですね!

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「はい、工場内でチョウザメも飼っています(笑)。 天然水のお風呂を設置したゲストハウスもあります。」

―ええ!工場内にゲストハウス、珍しいですね!

「富士山の天然水を体感してもらうためにはどうしたらいいだろう、お客様に喜んでもらうためにはどうしたらいいだろうと考えた末、工場にゲストハウスをつくっちゃえ!ってことになったんですよ。雪が降る冬以外は満室です(笑)。肌がツルッツルになりますよ!」

―「宅配水業界(ウォーターサーバー事業)」の市場拡大をきっかけに、製造から販売まで一貫して取り組みはじめたとお聞きました。

「以前は富士山天然水を大型ボトルに充填し、卸販売もしくは同業他社のOEM生産の事業を軸としていました。市場拡大により、新規参入や、顧客獲得コストの上昇、配送員の高齢化などさまざまな課題がでてきたので、製造から販売まで一貫して取り組むことにしたのです。」

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製造から販売までを一貫して取り組むためにスクラッチ開発で「顧客管理システム」の開発・導入を進めた金城様。しかし、スムーズに運用できず、現場からは使いづらいと不満の声があがってきたといいます。

「前のシステムは完全にスクラッチ開発で、ネットワーク、セキュリティ、バックアップなどの調整にすごく時間やコストがかかっていました。また、システムがあるのにも関わらずエクセルを併用しての二重管理や転記作業があり、出荷管理で入力漏れなどのミスが発生することもありました。紙文化が抜けず、毎日紙を100枚印刷する作業もありました。」

―システムを導入したけれど、現場からの不満の声があがってしまったんですね・・・。そのシステムの代わりとなったのがkintoneということでしょうか?

「はい、1年ほど前に現場の寺田から『kintone試してみてもいいですか?』と。『きんとーん?』何のことやらさっぱりでした(笑)。」

1年で30個のエクセルが0個に。資料作成の時間を100時間/月の削減に成功

-kintoneを導入してはじめに行ったことはなんですか?

営業さんの『日報』をkintoneアプリにしました。導入1週間で外出先からスマホで日報が提出されるようになりました。」

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―導入前は、どのような運用だったのですか?

「営業さんがそれぞれエクセルで書いた日報をメールで送り、事務員が1つ1つのファイルをファイルサーバーにあげていました。1人1日1ファイルだったため、1か月分の集計や分析をする場合は、20~30個あるファイルをすべて開き、1つずつコピペするという作業が発生していました。」

―それは大変ですね。最新のファイルが分からなくなりそうですね。

「そうなんですよ!!」

―1年で30個のエクセルが0個になったということですが、ほかにはどのようなエクセルファイルがあったのですか?

「社長向けの月次報告のエクセルファイルがありました。毎月事務員が1日かけて数字を更新する5MBくらいの重いファイルでした。いまはkintoneのスレッドで、社長はここを見れば欲しい情報が全て分かるように、アプリやグラフをまとめています。」

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―これはいいですね。kintone導入でどのくらいの時間を削減できましたか?

「エクセルファイルの資料作成が必要なくなったので、全体で月100時間削減することができました!毎日100枚の印刷コストも削減できています。

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kintoneは現場でシステムを作り上げていけるからすごい

アイティーフィットさんにカスタマイズを依頼して、昔の販売管理システムをkintoneに移行しました。申し込み受付から、顧客管理、注文管理、出荷指示、出荷実績、月次処理など販売に関わるさまざまなアプリを運用しています。kintoneのすごいところは、業者に依頼しなくてもアプリを社内でどんどん発展していけるところですね!実際にアプリのレイアウトを変えてほしい、といった要望もすぐに対応できるので、現場の人に驚かれます。」

―おお!現場の声をすぐにシステムに反映して運用できるのは、まさに理想形ですね。

「社内では親しみをもてるようにkintoneの販売管理システムを『any(エニー)』と呼んでいて、専用のロゴもつくっちゃいました(笑)。倉庫で働く出荷作業員の方がイラストレーターで作ってくれたんですよ!」

―愛称をつけていただくと社内に浸透しやすくなりますよね!

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今後は「営業と工場(製造現場)の壁を取り除く」のが目標

「『仕事のための仕事をなくすこと』をテーマにkintoneを導入し、1年で30個のエクセルを0個にすることができたので、次はkintoneで『営業と工場(製造現場)の壁を取り除きたい』ですね。工場側で『製造・生産の見える化』のためにkintoneを利用するのが第一歩です。また、営業現場の声を製造に、製造の情報を営業現場に活かせるように、いずれは部署をまたいで自由にやりとりできるようになれば良いなと思っています。」

―部署をまたいだ情報共有いいですね!工場の方もkintoneを利用しはじめたときは、またお話聞かせてください!

「ぜひ!販売店さんとの情報共有にもkintoneを使い始めたばかりなので、半年後また取材してください!私たちも、半年で部署の壁を取り除くことを目標に頑張ります!」

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―ありがとうございます!次はぜひ工場見学もさせてください!

社内の情報共有だけでなく、販売店との情報共有にもkintone活用を広めるコウノウォーター様。kintoneに情報を集約したことで、コミュニケーションが活発になり、自然と社員が役割分担するなど社内にチームワークが生まれたそうです。システムに苦手意識があった人たちが使いこなしてくれるなど、「とにかくkintoneおもしろいです!」 とおっしゃってくださいました。すごいスピードで業務改善をすすめていらっしゃるコウノウォーター様、半年後も待ち遠しいですね。

それでは次回の「突撃☆となりのkintone」もお楽しみに!

【となキン】コスプレイヤーエンジニアに突撃♪ kintoneの魅力は「お客さまの目線に立てるシステム」アールスリーインスティテュート様

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こんにちは!夏場はほとんど素麺と冷やし中華を食べて過ごしているあーみんです。ちなみに、冷やし中華はごまだれ味が好きです。

さて、今回の「となキン」では、サイボウズのオフィシャルパートナーでもあるアールスリーインスティテュートの池上緑さん(ニックネーム:どりぃさん)にお話を伺ってきました。見ての通り、どりぃさんはコスプレイヤーエンジニアとして活躍しており、kintone業界ではかなりの有名人なんですよ~!

コスプレイヤーエンジニアに訊く!kintone活用術とは?

―どりぃさん、今日はコスプレじゃないんですね!

「仕事場では私服ですよ~(笑)。コスプレするのは主にイベントや展示会だけです。コスプレイヤーだけど、普段はエンジニアなんですよ」

―では、イベントなどでコスプレをする際のこだわりがあったりするんですか?

「そうですね。なるべく製品やサービスの色合いとか、コンセプトに合ったキャラクターの服を選んで着るようにしています」

―素敵なこだわりです!コスプレをしてIT系のイベントに出るようになって、良かったこととかはありますか?

「やっぱりその界隈で名前を覚えてもらいやすいことです。私がコスプレをしていることによって興味を持ってもらったり、話題にしてもらったりすることで、サービスを覚えてもらうきっかけになったりします。好きなことをさせてもらって、しかも宣伝にも繋がるので嬉しい事が多いですよ」

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私服も素敵などりぃさんこと、池上緑さん

-ありがとうございます。さて、そろそろ本題に入りますね。アールスリーインスティテュートさんは、kintoneやその他各種クラウドサービスを使った業務システムの開発を行っているんですよね

「kintone自体のカスタマイズのほか、基幹システムとの連携や、AWSを利用したより高度なシステム構築など、多岐にわたる開発を行っています。kintoneの事例サイトに載っているものだと、東京急行電鉄様のkintone構築にパートナーとして携わりました」

―お客さまはアールスリーさんとの開発の中で「特に対面開発がとてもよかった」とおっしゃっていましたね

「はい。私達がkintoneの開発案件に携わるときは、お客様の目の前で画面を見ながらその場でアプリを作っていく"対面開発"をよく行っています。プログラムを打ち込むような従来の開発方法ではなく、ドラッグアンドドロップですぐに画面を構築できるkintoneならではの方法です。お客さまもシステムの完成イメージがわきやすいし、ちょっと違うなと思うところはその場でご指摘いただけるので、とてもご好評いただいているんです」

―そんなkintone開発でおなじみのアールスリーさんの社内でも、実際にkintoneを使ってくださっていると聞きました。具体的にどんな風にkintoneを使っているんですか?

「まずは経費精算システムとしてkintoneを使っています。それからお客さまに提供する環境のアカウントや、お客さまからいただいた名刺の情報管理なんかもしていますよ」

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経費精算アプリ。自動計算や帳票出力まで完備ですね♪

―「kintone」を使う前はどうやって管理していたんですか?

「経費精算システムは自社で1から開発したシステムを使っていました。他は大体Excelで管理していましたね」

―経費精算システム以外の専用システムは無かったのですか?

「無かったですね~。システム屋さんにありがちな話かもしれませんが、お客さまに提供するシステムは作るけど、自分たちが使うシステムっていうのは意外と作らないものなんです。自分たちが使うシステムを作る時間があったら、お客さまのシステムを作るというか(笑)」

-なるほど(笑)。その他にkintoneを使ってお仕事の情報を管理していることはありますか?

「実はまだ計画の途中ですが、見積や請求関係のリストはまだExcelで管理しているので、これらもいずれkintoneに乗せ換えていきたいなと考えています」

ユーザーの気持ちがわかるエンジニアとしてシステムの「使いやすさ」にこだわっていきたい

―それではインタビューの最後に、どりぃさんはkintoneのどんなところが好きか教えてください!

「kintoneの一番好きなところはやっぱり『エンジニアじゃなくても簡単にそれっぽくアプリが作れる』ところです。実は私、エンジニアになる前はテクニカルサポート部門でお客様のサポートをする仕事をしていたんです。だからITに詳しくないお客さまの対応をすることも多くて。そういうお客さまの気持ちになった時に、詳しい知識が無くても使いこなせるkintoneってすごく魅力的に感じられると思いました」

―テクサポ出身だったとは意外です!お客さまと接することが多いお仕事だと、お客さまと同じ目線で考えられるようになりますね

「はい。エンジニアってやっぱりお客さまと接する機会が少なくて、どうしてもお客さまの気持ちが伝わりづらいこともあるんです。でも私は過去の経験も活かして、ユーザー目線がわかるエンジニアとして『使いやすさ』『分かりやすさ』を大切にしていきたいと思っています。kintoneはまさにその考えにマッチしているので、大好きなんです!」

―どりぃさん、熱いコメントを本当にありがとうございました!!

アールスリーインスティテュート様が提供するkintoneアプリ開発支援ソリューション「gusuku(グスク)」のご紹介

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「gusuku」は、kintoneアプリを作成する際にテスト環境から本番環境へすばやく、カンタンに移行することができるアプリ開発ソリューションです。

例えばkintoneのアプリをテスト環境で作り、動作テストを経て本番環境へ移行する際に、普通は手動でエクスポートやインポートを行う必要があります。しかしこの「gusuku」を使えば、簡単な操作をするだけであとは自動的にテスト環境から本番環境へアプリの情報を移すことができるのです!

今回取材に応じていただいた池上さん(どりぃさん)からも、「gusuku」の簡単操作はお墨付き!ぜひこちらもあわせてご覧ください♪

「gusuku」紹介ページはこちら

それではまた次回のとなキンでお会いしましょう★

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